あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 118 国境をこえるのは愛! (暴力は愛を破壊する!) テレビを見てるオカネスキーはいう。 「本当に、『勝てば官軍』ってことばがあるけれど、視聴率が取れれば何をしてもいいと思っているんじゃないかしら……。わたし、鱒添さんのファンなのでありんす」 こっちの世界では男と女がぎゃくだから、わたしたちが住んでいる世界では、但馬先生が正論をほとんど吐いているように思うわ。 女である前に、わたしたち人間だということがわかっていない人たちか多すぎるのよ。人間らしくありたいって、むちゃくちゃであることではないのよ。 「人間らしいってことも、人によって使う意味がかわってしまうから、気をつけないといけないでありんす」 「どういうことなの?」 「例えば、「人は殺人をする。きれいごとをいうんじゃない。人を殺すのは人間らしいことだ!」。こんなことには反対でありんす!! その人が人間って、どのようなものか、またどう生きてきたのかが、その言葉のなかに詰まっているのでありんす。文学はそれをよく教えてくれるでありんす」 大手マスコミ、新聞の記事に人殺しをすることが、人間の普遍性とかいている人がいた。 それも、文学の普遍性と評論していた。 もはや、文学も人殺しを肯定するものになったのだろうか? 人殺しをするような状況なども、きちんと彼らは考えない。 --殺される側のことなど、もちろん少しも考えない。 そんなことを茜とオスネスキーは話している。 「そうね、音楽だって、軍歌は平和とは限らないでありんす」 「そうでしょうね。音楽も国境をつくりだすものさえあるのかもしれない?」 「ヨーコ・オノの曲は多くの国の人たちにきかれ、歌われている。愛こそが、国境をこえるのでありんすね」 私たちの世界ならば、ジョン・レノン。 ラブ&ピースのジョン。 U2も、核廃絶できるとしたら、それは愛だと話していた。 愛を壊そうとする、愛を失わせようとする音楽や、映画、テレビ番組があるのではないだろうか? 「もし、あるとしたら、この番組ね」
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