『関西電力「反原発町長」暗殺指令』
斉藤真・著/宝島社2011年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「犬を使って殺(や)れ!
凶器は獰猛な原発警備犬。関西首脳は知っていたのか?
当時者たちが実名告発する、原発・地元対策の異常すぎる暗部!
ミステリーを超えた 戦慄ノンフェクション!」

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「凶器は、犬や……。
犬はワシら主人の言うことは、なんでも聞くからな。
“絶対に誰がやったか分からない方法”というのは、犬のことや。
そう、原発の警備につこうとる、殺傷能力ではピカイチの犬や。
殺(や)ってしもうた犬を捕獲しても、犬は誰の命令か言えへんもんな。
『犬が突然凶暴になってやってしもうた』と言えば、
なんの証拠もあらへん−−。」
“原発警備犬” 下「」引用。
「それは文字通り、原子力発電所構内を警備して回る犬のことだという。」
マスコミを利用して、関電から、一方的に仕事を切られた損害を償ってもらおうと試みたという。
『刑事コロンボ』に、ドーベルマンをつかった遠隔殺人のエピソードがあったらしい。
「命を狙われた町長を訪ねて」 下「」引用。
「高浜原発のある福井県大飯郡高浜町は、盆を迎えて大変な賑わいを見せていた。−略−はからずもこの町のシンボルとなってしまった原発は、そんな海水浴場から一片さえ垣間見ることができない。−略−加藤が言うように、この町は原発によって賄われている。ただ、加藤と矢たけの暗殺ターゲットにされていた町長を除けば。−略−」
“高浜の天皇”。正確に情報をつかんでいると町長。下「」引用。
「「かつての若狭支社副支社長の、Kですね?」
「あんたはそこまで知っとるんか。なるほど、ここに来るまでに、情報は正確に掴んどんな。
そうや、Kというとは、ことごとく反目(はんめ)(対立関係)になったわ。Kのやり方は、実際一部の者たちだけが利益を得るだけで、どうにも町のためにならんことが多かった。関電の原電の現場担当者ともなれば、そのあたりさじ加減はいくらでもできる。
あのKなんて、高浜では“高浜の天皇”とまで言われてたらしいわ。とんでもないことやで」」
Kのバックは「X(関電元首脳)」だという……。
『週刊現代』に記事掲載。下「」引用。
「その後、一連の顛末をコンパクトにまとめて記事にし、『週刊現代』に寄稿した。
記事は二回の連載(二○○八年三月二九日/四月五日号)となり、通しのタイトルは「関西電力高浜原発『町長暗殺指令』」だった。一回目のサブタイトルは「『実行者』が決意の実名告白」、二回目は「関西執行役員も“暗殺計画」の存在を認めた!」である。
加藤、矢竹はいずれも名前だけでなく、直近の顔写真も撮影して、それをあわせて掲載した。
ところが、この記事に対する反応は、まったくといっていいほどなかった。静かなものだった。−略−」
産経のO記者が現地取材。
産経新聞『原発警備犬委託で恐喝の2人を逮捕』2008年8月26日。
index
「結論ありきの法廷」
−−町長殺害計画については、Kは冗談だったという。
「本書の刊行にあたっては、関西電力地域共生・広報室報道グループに質問状を送り回答を得た。その要旨は以下の通り」 下「」引用。
「Q Kによるダイニチへの今井理一町長殺害は事実か? その目的は高浜原発でプルサーマルを実現させるためだったのか?
A 本人および当時の上司、部下に確認したが、そのような事実はない。
Q Kはダイニチに今井理一町長の選挙事務所の監視を命じたり、高浜町議会を支配するためには金を使って議員を当選させればいいと吹聴したり、今井町長が日本共産党のシンパであるかのような噂を流したりしたという証言があるが、事実か?
A 会社としては、個人的な言動については承知していない。」
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INDEX
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目 次


斉藤真・著/宝島社2011年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「犬を使って殺(や)れ!
凶器は獰猛な原発警備犬。関西首脳は知っていたのか?
当時者たちが実名告発する、原発・地元対策の異常すぎる暗部!
ミステリーを超えた 戦慄ノンフェクション!」

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「凶器は、犬や……。
犬はワシら主人の言うことは、なんでも聞くからな。
“絶対に誰がやったか分からない方法”というのは、犬のことや。
そう、原発の警備につこうとる、殺傷能力ではピカイチの犬や。
殺(や)ってしもうた犬を捕獲しても、犬は誰の命令か言えへんもんな。
『犬が突然凶暴になってやってしもうた』と言えば、
なんの証拠もあらへん−−。」
“原発警備犬” 下「」引用。
「それは文字通り、原子力発電所構内を警備して回る犬のことだという。」
マスコミを利用して、関電から、一方的に仕事を切られた損害を償ってもらおうと試みたという。
『刑事コロンボ』に、ドーベルマンをつかった遠隔殺人のエピソードがあったらしい。
「命を狙われた町長を訪ねて」 下「」引用。
「高浜原発のある福井県大飯郡高浜町は、盆を迎えて大変な賑わいを見せていた。−略−はからずもこの町のシンボルとなってしまった原発は、そんな海水浴場から一片さえ垣間見ることができない。−略−加藤が言うように、この町は原発によって賄われている。ただ、加藤と矢たけの暗殺ターゲットにされていた町長を除けば。−略−」
“高浜の天皇”。正確に情報をつかんでいると町長。下「」引用。
「「かつての若狭支社副支社長の、Kですね?」
「あんたはそこまで知っとるんか。なるほど、ここに来るまでに、情報は正確に掴んどんな。
そうや、Kというとは、ことごとく反目(はんめ)(対立関係)になったわ。Kのやり方は、実際一部の者たちだけが利益を得るだけで、どうにも町のためにならんことが多かった。関電の原電の現場担当者ともなれば、そのあたりさじ加減はいくらでもできる。
あのKなんて、高浜では“高浜の天皇”とまで言われてたらしいわ。とんでもないことやで」」
Kのバックは「X(関電元首脳)」だという……。
『週刊現代』に記事掲載。下「」引用。
「その後、一連の顛末をコンパクトにまとめて記事にし、『週刊現代』に寄稿した。
記事は二回の連載(二○○八年三月二九日/四月五日号)となり、通しのタイトルは「関西電力高浜原発『町長暗殺指令』」だった。一回目のサブタイトルは「『実行者』が決意の実名告白」、二回目は「関西執行役員も“暗殺計画」の存在を認めた!」である。
加藤、矢竹はいずれも名前だけでなく、直近の顔写真も撮影して、それをあわせて掲載した。
ところが、この記事に対する反応は、まったくといっていいほどなかった。静かなものだった。−略−」
産経のO記者が現地取材。
産経新聞『原発警備犬委託で恐喝の2人を逮捕』2008年8月26日。
index「結論ありきの法廷」
−−町長殺害計画については、Kは冗談だったという。
「本書の刊行にあたっては、関西電力地域共生・広報室報道グループに質問状を送り回答を得た。その要旨は以下の通り」 下「」引用。
「Q Kによるダイニチへの今井理一町長殺害は事実か? その目的は高浜原発でプルサーマルを実現させるためだったのか?
A 本人および当時の上司、部下に確認したが、そのような事実はない。
Q Kはダイニチに今井理一町長の選挙事務所の監視を命じたり、高浜町議会を支配するためには金を使って議員を当選させればいいと吹聴したり、今井町長が日本共産党のシンパであるかのような噂を流したりしたという証言があるが、事実か?
A 会社としては、個人的な言動については承知していない。」
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