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ちくま文庫 昭和史探索3 一九二六-四五

2007年05月26日 | 読書日記など
『ちくま文庫 昭和史探索3 一九二六-四五』
    半藤一利・編著/筑摩書房2007年

柳家小さん(5代目)が、二・二六事件に反乱軍として参加。これも歴史ですね……。でも、反乱軍とはなかなか気がつなかったという……。




「神国観念」というのが生まれたのは昭和9年から11年。
ずっと昔からあったわけではないようです。
その時代に改革がおこなわれたという。

 1.国家の統制による新しい教育。
 2.政治権力への言論の屈従。言論の自由の圧殺である。
 3.さまざまな弾圧立法の徹底化。
 4.つぎつぎに起こる暴力事件。五・一五事件・神兵隊事件など。


昭和9年満州帝国の建国。
初年度の満州国承認、五か国のみ。


「陸パン」を後に暗殺された永山鉄山少将つくる。
相沢事件が起こり、鉄山少将を斬殺。

隊付青年将校たちはみずからの決起によって、陸軍の建て直しを計るほかはないと思い定める。
こうして二・二六事件へ。


柳家小さんは、昭和8年6月、栗之助(くりのすけ)という名前をもらった。
前座見習い、兵隊検査があって、入隊。
入営早々に、二・二六事件に。
落語界初の人間国宝が反乱軍だったとは……。
菊ちゃんもびっくり! でしょうね……。(-_-;)
でも、上官の命令ならば仕方がないのが、軍隊かも……。










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