磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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蜘蛛たち-戯曲集-

2009年09月16日 | 読書日記など
『蜘蛛たち-戯曲集-』
   井上光晴・著/潮出版社1978年

井上光晴の戯曲を集めたものです。
--当時は問題を指摘するだけで良かったのかもしれないが……。



■目 次■
プルトニウムの秋  9
売春家族  23
蜘蛛たち  37
八月の狩  95
一九六五・もうひとつの広島  153
うどんと耳  167
スクラップ  181
残るはただ灰……  247
雪と背嚢(八甲田山の歌)  269
棺を売る男たち  295
ガタルカナル戦詩集  371
 初出一覧



こんなことあるのか? 下「」引用。

「技師 プルトニウムを分離するのが、どんなに危険な工程か、君だって知っているだろう。分離される製造工程に危険はないにしても、わずかなミスがあってもならないんだよ。その一瞬のミスを狙われたらどうなる。無理に爆発させる必要はない。ただ飛散させるだけで、この社会を破滅するには充分だというのが、」反対派の論拠なんだ。」

原爆の特殊なテストではあったようだが……。

ヒロシマのことも書かれてあるが、現象面をおっているだけでいいのだろうか?

解説をいれたほうがいいのではないか?

ABCCが権威として書かれてある。

差別的な表現のように思える……。下「」引用。

「柴田 広島のピカドン女子大のくせに、神戸の女子大卒なんていっている人があるのよ。」

それで終っていいのだろうか?
--ボクには、こんな態度はよくないように思えるが……。

のことも書かれてあった。 下「」引用。

「-略-『出身』だとわかったために、気絶するほど親父から叩かれたという母を残して、おれは、明日兵隊にいくのだ。-略-」

ラジオドラマ
「一九六五・もうひとつの広島」中国放送。










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