磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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大地とともに インディアンとくらして

2005年12月28日 | 読書日記など
『大地とともに インディアンとくらして』
     本間正樹・著/菊池東太・写真/小峰書店1993年

この本はインディアンと暮らした日本人が書いておられます。下「」は引用です。

「世界には、いろんな人たちがいて、じつにさまざまなくらしがあります。アメリカ・インディアンのナホバ族は、大地とともに生きる長い歴史のあいだに、自然の中でこころ豊かに生きるための知恵をたくさん知っています。ナホバでの生活をとおして、わたしたち日本人の生活や文明というものをもう一度考えてみましょう。」



著者は、パウワウというインディアンのお祭りに参加します。そのお祭りでドラムをきいていると、日本の太鼓を思い出したそうです。

インディアンも日本人もモンゴロイドですね。
インディアンはアジアからアメリカ大陸にいったとききます。

この本と関係ありませんが、アメリカ人の出身の国は今では
ドイツ人が多いようですね。ここをクリックしてくださいませ。

よく書かれていることですが、大切なポイントです。
コロンブスはアメリカ大陸を「発見」する前から
アメリカ・インディアンは住んでおり、
「発見」ではなく「到着」だったのです。

アメリカ大陸には多くの
インディアンの部族があるようです。
インディアンというのは、
「アジア人」といっているようなものらしいです。

昔はナホバ族は老若男女、髪をゆっていたそうです。
日本も江戸時代まではそうでしたね。

この本にはかかれてありませんが、
モヒカン族のことなどかかれてあるサイトがあります。
そこでは、頭の皮をはぐのは白人だったという説も書いてあります。
アメリカ大陸にいくまでに、どちらにもその風習?はあったそうです。

ナホバ族は昔から、土地を個人で所有していないそうです。
これは司馬遼太郎も日本をこうした方がいいでは話していましたよ。
ナホバ族の考えでは、土地は水や空気と同じで、
だれものでもないからだそうです。

この本にも関係しますが、
蒸し風呂を使用したナチュラル・ヒーリングを
インディアンは使用しているようです。

現代のナホバ族の若者のなかには、
ナホバ語が話せない人もいるようです。
また、生活にはテレビ・ゲームも入ってきているそうです。




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2 コメント

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興味深いです。 (なるもにあ)
2005-12-29 01:12:26
確かにインディアンって、日本人に顔が似てますよね。エスキモーも似てたような。歴史の長さと不思議を感じます。



>ナホバ族は昔から、土地を個人で所有していないそうです。

なんだかいいですね。神様のものという考え方でしょうか。

やはり「住」要素は大きいでしょうから、そこで所有権争いがないのは素晴らしいです。



>現代のナホバ族の若者のなかには、

>ナホバ語が話せない人もいるようです。

そうなのですか。乱れているとされる日本語と同じ運命でしょうか?

残念ではありますが、時代の流れを考えれば

必然性もあるのかも?(コンビニ言葉にも背景はあるのでしょうし)
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形をかえても人間も自然の一部 (鱧男)
2005-12-29 10:58:30
ペルーのインディオという人たちも、

どうやら、アジアから移住したらしいです。

船で渡っていったそうです。

すごい気力と体力ですね。

人間は進化ばかりではなく退化も必ずしていると思います。

そんなのできる人はあまりいないと思います。



どんなに人間の科学が進歩したといっても、

人間はまだ自然の一部分でしかないそうです。

コンビニ弁当は無添加がおおくって、いいですね。

それに安い!



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