あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 267 ウソつきが得をする 「卵が安くなったんじゃなくって、安い卵がつくられるようになったでありんす。納豆も安くなったんじゃなくって、安い納豆がつくられるようになったありんす。ウソつきが得をする社会はひどい社会に決まっているでありんす。そんな社会システムにノーというでありんす!」 「ウソつきが得をする社会か! 平和運動でもそんなことがあるんだろう?」 「いろいろ経験しているでありんす。「はだしのモトコ」を絶賛しているんでありんす。それは当然のことと思ったでありんす」 「それが、いきなり、アメリカに負けないためには、アメリカから身を守るためには核兵器保持すること!それが日本の平和を守る!」 「そうでありんす! そんな展開すると思っていなかったでありんす。核の冬もあるというのに……」 「地球温暖化では、環境問題だったのに、環境にひどい悪影響を及ぼすのに、二酸化炭素を出さないからクリーン・エネルギーだというがごとしだね」 「そんなことが通るわけがないんだけど、権威主義で無茶苦茶の論理を展開して、権威にすがればいいように感じさせて、そういう論理を展開するでありんす!」 「話しは最後まできかないといけないし、自分の考えをしっかり持つことだよね。感情ではなく、理性でしっかり受けとめることだよね」 「そうでありんす! 「はだしのモトコ」だって、一番大切なところは、核兵器はあってはならないものということでありんす! ノーモア・ヒロシマ! でありんす!」 「戦争もでしょう……」 「もちろんでありんす! 教養ある野蛮人には騙されてはいけないでありんす。教養ある野蛮人は考えを切り裂いていき、感情で動かそうとするでありんす。某カルトのことを誉め上げていた……。多くの学生たちは、それも気づいていなかったらしいが……。そういう大学教授もいたくらいでありんす」 「まさに、理屈とご飯粒はどこでもくっついていくというやつだね」 「そう、きちんと分析しないと、そうなるでありんす。被爆二世のかいたマンガについても、男性の気持ちがとっても描かれていた作品なんだけど……。“命のバトン”をえがいていたわ。その後にくるんでありんす」 「わかるわかる、きっと、その貴重な命を護るために、日本を核兵器で守らないといけないと論を展開する。支離滅裂女郎!」 「そのとおり! わかれば、簡単なレトリックでありんす」 「核兵器で核兵器は護れるわけがないんだけどね」 「そうなのでありんす! 平和といっても、いろいろな人がいるでありんす。某カルトの教授は途中まで書いておいて、後は個人勧誘していたらしいでありんす。だから、大学当局もわからなかったそうでありんす」 「でも、オカネスキーの推理は見事にはずれるときもあるよね」 「振り込み強盗(詐欺)の時代、用心にこしたことはないでありんす!」
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