磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

029 男らしいピンクのパンプス?

2007年12月06日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


二章、異次元はオカマさんワールド!




029 男らしいピンクのパンプス?


「本当、本当、本当よ……」

斉藤は横づわりして流し目で茜に話しかけた。

これが? これは女らしい服装だと思うんだけど、この人たちは、いったい何を考えているのかしら……。

「どうされたの」

やさしく声をかけてくれる斉藤……。

「どうもしていないわよ」

そっけない返事の茜。

「それに、その言葉使いも男みたいですよ」

男みたい、わたしが、わたしの容姿が!

わたしの言葉づかいが!

性格は男みたいだって、小一郎に言われたことがあるけど、容姿はいいはずよ。

見かけはお金さえあれば誤魔化すことができるもの……。

「これはシャネルよ!」

「そうでしょう。それも男物の」

「男物? 何を言っているの」

「お嬢様こそ、どうなされたのですか」

「そうだわ。昨日の朝、世界格闘技戦に出場したいといっていたわよ。ところが、大学から帰ってこられたら、足をくじいて、参加できないのよなんて嘆いていたと思ったら、今度は男の真似ですか。悪趣味ですよ」

斉藤は落ち着いた口調だ。

世界格闘技戦! わたしが?

そんなことがあるわけないでしょう。たしかに、わたしは足をくじいたわよ。

でも、それは飲みすぎたせいよ、これからは気をつけるわ。

「それでか……」
と、中根は納得していた。

何を納得したのかしら……。

「お嬢様たら、体を鍛えるからって、鉄下駄をはいて大学に通われるから、足をくじいてしまったんだ」

鉄下駄? わたし、ピンクのパンプスよ! それもフェラガモよ。

「あら、男らしいピンクのパンプスなんか、はかれているわよ」

「本当だね」と中根。

「お嬢様、お疲れなのよ。怪我もされているしね」

斉藤が心配そうな表情である。








閑話休題

絵本で女の子が、

赤くないランドセルを

選ぶのがありました。

好きな色を選んだらいいと

気楽なボクは思いますが……。

赤は女の子で、黒は男の子……。

そんなことで、差別的な教育を

受けていると指摘する人たちもいます。

浦和レッズファンなら、

男でもランドセルは赤かもしれない!

GO! Go! レッズ!









下、クリックお願いします。
人気blogランキングへ
ありがとうございます。





















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。