磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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岩波ジュニア新書201 マリー・キュリーが考えたこと

2008年06月22日 | 読書日記など
『岩波ジュニア新書201 マリー・キュリーが考えたこと』
     高木仁三郎・著/岩波書店1992年

マリー・キュリーは高木さんも、永井博士も尊敬する学者のようです。

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もくじ



裏表紙に書かれてあります。下「」引用。

「みなさんはラジウムの発見でノーベル賞を受賞したマリー・キュリーを知っていますか。祖国ポーランドを出てパリに学び、二〇世紀の核の扉を開いたかげには、最悪の困難にも挑む強い意志がありました。夫ピエールや娘たちへのこまやかな愛情にもふれて生涯をたどり、その業績が今日いかに生きつづけるかを語ります。」


当時のポーランドは、ナポレオンが去り、ロシア皇帝アレクサンドル一世が支配してしたという。
ショパンは、自由に演奏ができないので、パリに活躍の場をうつしたという。

マリー・キュリーはポーランドの方ですね。
パリへ行き、挫折を味わったという。
身分違いの恋と親から拒絶され、失恋したこともあったようです。

そしてソルボンヌ大学では、教授の早口のフランス語についていけなかったという。

そして、マリーはピエール・キュリーと出逢う。
ピエールは16歳で大学資格試験に合格、18歳で学士号、19歳でソルボンヌ大学の実験助手になったという。

新婚旅行はサイクリング。自転車旅行。

二度のノーベル賞受賞は有名な話しですね。

著者の心の内ではマリー・キュリーは生きており、ヒロシマやチェルノブイリについて対談する形式のファンタジーが後半にあります。

愛情を失った科学者たちに失望されることでしょうね……。
彼らが「悪くない」などというのは、もう本当は良心に恥ている証拠ではないでしょうか?











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