磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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「戦争と平和」少年少女の記録2 町の子村の子-貧しさに負けずに-

2009年04月14日 | 読書日記など
『「戦争と平和」少年少女の記録2 町の子村の子-貧しさに負けずに-』
   秋山正美・編/日本図書センター1993年

この巻の収録作品
『綴方読本』鈴木三重吉・編/中央公論社1935年
『全国選抜 三年生の綴方集』大毎こども会・編/藤谷崇文館1936年



『まんが』も平和だけに限らず、戦争にも役立つものであるようだ……。下「」引用。

「陸軍の兵士たちの生活をまんがにしたもの--小野寺秋風画「幼年」1935年11月号」

戦中も子どもを釣るためのツールだったようだ……。

小林よしのりなどは、「漫画」を自由の象徴のようにいっているが、戦意高揚のための漫画も存在する。
--民主主義として考えるならば、そもそも、人を殺す自由などないとボクは思うが……。

「貧乏(特選)」というタイトルの詩がある。
米が安いからと、なげいている小学生の詩。
今も同様ですね……。
悪政が続くと、民のくらしは苦しくなる……。

そして差別がまして、究極の差別・戦争へ。

鈴木三重吉のことが、わりと詳しく書かれてある……。下「」引用。

「そのような時代に、鈴木三重吉は、一流の作家が子供のための物語を創ることを提唱し、彼自身も、作家として数かずの童話を書きました。大正期を中心に展開された彼の一連の運動がなかったとしたら、日本の子供のための文学は、ずいぶん変わっていたことでしょう。-略-」

「赤い鳥」という雑誌……。下「」引用。

「また、「赤い鳥」に創作童話を発表した作家は、芥川龍之介・宇野浩二・小川未明・菊池寛・島崎藤村など、当時の一流の人びとであり、童謡は、北原白秋や西条八十といつた詩人の作品に、近衛秀麿・山田耕筰などの作曲家が曲をつけて、多くの傑作が生まれました。-略-」

何が? どこが? 一流だったのだろう……。

「大阪の新聞社が全国から集めた作文」 下「」引用。

「小学生に親しまれていた「大毎」
 『三年生の綴方集』を編集した「大毎こども会」について、まず、お話ししておきましょう。「大毎」というのは「大阪毎日新聞」の略称です。この新聞を発行していた新聞社が「大毎こども会」なのです。-略-」

この新聞社は「毎日新聞」と今ではいう。







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