磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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非核大学宣言-法政反核集会の記録-

2008年08月04日 | 読書日記など
『非核大学宣言-法政反核集会の記録-』
   法政反核集会世話人会・編/法政反核集会世話人会1982年

--PCでたとえたら……。
おなじ人間でもOSが違うんだなあーと思うことがある……。
--同じ日本人でも、ずいぶん違う場合もあるし、外国人なのに似たようなものもある……。



ボクとかなりOSが違う人たちだと思う。
ボクのはMacぽいのだが、この人たちのは工業製品に近い感じがする。

運動のためにやられている感じがして、庶民の平和の願いというものではないように思える。

もちろん、それが悪いとはいわない。

しかし、自らのことは反省なしで、他者のことばかり責めておられる組織というのは不気味なものだ。

--庶民感覚として、こんな人たちが権力を握ったら、怖いものだと思う。

されど、平和を願っている同じ志をもっておられるのかも知れぬと思うと、庶民が受入れやすいように、ソフトになってもらいたいとも思う……。

だけど、しかし、やはり、闘争が平和につながるとはボクには思えない。

ジョリオのことなども書かれてあるが、彼に対する評価も、これから変わっていくように、ボクには思える……。


表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「状況はたしかに暗く思い。大学の現状もまだ、それを反映して決して明るいとはいえない。しかし、この現状を打開するには無力感をふり切り、冷笑主義を捨て去る以外に道はない。私たちは今こそ教育と研究の場としての、この法政のキャンパスから反核の声をあげたいと思う。私たちは、その私たちの声を結集し、何よりも核兵器の廃絶をめざして、もうこれ以上の軍拡競争を止めよ、と各国の政治の責任者を求めるとともに、日本政府に非核三原則の厳守を要求したいと思う。
   “反核の声をあげよう”より」

日本政府は非核三原則といいながら、米軍の核を黙認しているといわれている。

原潜は放射漏れを恒常的にしていると指摘する人までもいるようだ……。

非核三原則を厳守すべきだし、約束を守ってほしいと与党には思う……。

そして、このことを日本のマスコミは発見することができなかった……。


やっていることは、庶民の平和活動と似ているのだが……。下「」引用。

「〈司会者から-袖井林二郎〉
 まず最初の映画“予言”を上映します。次に本学の教授でもあり詩人でもある山本太郎さんにの詩の朗読をお願いします。つづけて、問題提起のお話しをこれも本学の教授である野上茂吉郎先生にお願いします。そのあとにティーチ・インということになるわけなんですが、本日の参加者のあいだにいろいろ考え方の違いがあることはお互いにわかっていわけですから、そういう考え方の違いを越えて、民主的な言論のルールを守ることによって、活発な意見の交換がなされることを期待したいと思います。」

考え方の違いで、もめることを前提にしないといけないのが、庶民との違いだろう……。

どうして、考え方が違えば、もめるのだろうか?

--こういう会とも関係のないボクには理解できないこと……。

立場がかわれば、意見も変わるのが当たり前!

相手を尊重したいものですね。

相手が権威主義の独裁者のような人たちなら、かなり困難であろうと思いますが……。







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