磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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023 レポートを忘れてた!

2007年11月30日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


一章、マン・リブ




023 レポートを忘れてた!


「あら、本当のことを言われてショックを受けているのね」

「そう百合子さんをきらってはいけないわ」
と庇う茜。

時計はもう十一時をこえた。

「あの、そろそろ閉店なんですけど……」
遠慮気味にいう店員。

「それじゃ、お開きにしよう」

「ええ、茜さんって優秀なのね」

「どうして?」

「レポートがあるって話していたじゃないの……」

茜は一気に酔いがさめた。そうだ、レポートがあったんだ。

「茜、がんばってね。お嬢さまだからって、そこまではしてくれないわよ」

「がんば! チャチャチャ」

手拍子まで口でいっている。もう、すっかりでき上がっている。

「それじゃ、お先にね」

茜は走り出した。
--走り出すと、アルコールが心臓の鼓動を速める。
そうすると、余計にアルコールが体中にまわる感じがする。

でも、走るのよ、そしてレポートを書くのよ。
いくら、有閑女学生なんてあだ名をつけられていても、茜だって学生なのである。

小一郎は、そんな茜を心配そうに見ていた。

この世界には平等とか公平とやたらに口にしたがる政治家がいる。

だが、平等も公平も決して自らの利益を得ようとすることでは、決してない。

だからこそ、もし、平等や公平を少しでも大切に思うなら、『あらゆる差別に反対する』ということが、最低の条件だということに気がつくだろう。

茜だって、人間なんだ。発展途上国といわれる、今、飢饉で飢えきっている子供たちも、同じ人間なんだ。

この世界には、都合のいいように公平や平等を語る人が多すぎると思う。

だからといって、公平や平等を語ることができない社会はもっと恐ろしいと小一郎は思う。








閑話休題

ロシアのプーチン大統領が

人気があると放送があった。

年金をもらえるようになった老婆。

さぞかし、うれしいことだろう……。

--それとは反対に、

わが国は……。

ムリヤリ保険料を払わされて、

そのお金を奪われて、

なくなってしまうとは……。

国民もそう簡単に忘れては、

いけませんよね!











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