【映画】夢

NHK BS 2008年

【映画】夢


科学的な問題の原発の大事故……。

それとキツネの話などを同列に置くのか……。

－－科学的に考えてもらいたいものを、夢としてもらっては困るとも思った……。

チェルノブイリ事故も、スリーマイル島事故も現実に起きたのである。

そして、未来にも起きる可能性はある……。

それは夢では決してない！


－－映画だけではなく、対談や、黒澤のことを伝えるコーナーもある。

絵画的要素が強い作品だという。

黒澤はコンテ画もたくさん残しているらしい……。

今からみれば、CGはマンガチックである。

今なら、もっとリアルなものがつくるだろう

しかし、そんなものが必要なのかは疑問である……。

原発の大事故が描かれてはいるが、マンガチックである。

原発だけが怖いわけではない。

社会システムのことなどは全く描かれていない。

原発を止めたところで、彼らは別の恐怖をもってくる可能性もある……。

原発そのものが、独自に存在しているのではなく、それを成立させる社会が怖いのだ。

『原子力帝国』の怖さなどまったく描かれていない。

－－人が人を差別することが恐ろしいのだ！


全集黒沢明　最終巻









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