磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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生活人新書230 あなたは戦争で死ねますか

2009年08月15日 | 読書日記など
『生活人新書230 あなたは戦争で死ねますか』
   斎藤貴男、知念ウシ、沼田鈴子、
      広岩近広・著/日本放送出版協会2007年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「□「戦争で死ぬ覚悟」が、いよいよ日本人にも必要な時代となった。「未来の戦死者」たる私たちは、いま何を考えるべきなのか。世界で最初のヒバクシャが、自らの故郷を日本の「植民地」と呼ぶ沖縄の女性が、平和を獲得するべく書き続ける勇気あるジャーナリストが、戦争の意味を根本から問い直す。過去・現在・未来をつなぐ、比類なき反戦平和読本。」



「●踏みにじられる憲法尊重義務」
安倍晋三内閣の時代のことが書かれてある。

「●アメリカの戦争で儲け続けてきた日本」
朝鮮戦争やベトナム戦争……。
戦争は儲かる……。

「●日本の子どもが兵士にされる日」
--この本には書かれてありませんが、東国原・宮崎県知事も徴兵論者でしたね。

「●弱者が弱者を見下すとき、戦争が始まる」

曾野綾子の夫・三浦朱門……。下「」引用。

「元教育課程審議会会長の三浦朱門氏(作家)は、自衛隊がイラクに派遣されていった直後に、こう言い放っていたものです。「もしも戦死者が出れば、それは憲法改正のための尊い犠牲なのだと考えたい」(『文藝春秋』二○○四年三月号)。ちなみに彼は、教育分野での格差拡大をもたらした張本人でした。いわゆる“ゆとり教育”の導入によって、-略-」

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日本が拠点となっている……。下「」引用。

「多くの在日米軍基地が、イラク人大虐殺の拠点となっている。9・11事件の報復と称された二○○一年のアフガニスタン空爆もそうだった。-略-」

著者の父はシベリアに送られたという。下「」引用。

「父は戦争の話をしたがらなかった。シベリアでは立ち小便をするそばから凍るので、地面から氷柱が生えたみたいになるんだ。などという冗談ばかりで、しかも大嘘だった。いくら極寒のシベリアでもそれはない。」

「●私はエリート層に奉仕する道具なのか」

陸自の情報保全隊のことが書かれてありました……。

「●究極の植民地根性が政治家を支配する」 下「」引用。

「久間防衛相は間もなく辞任することになる。くだんの原爆投下容認発言の責任を取る体裁だった。-略-」

久間をかばった安倍晋三総理……。

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「●沖縄を「悪魔の島」にしているのは誰か」
--東京でショック。下「」引用。

「「東京に行ってショックだったのは、基地がなかったこと。これが同じ国なのか、と信じれなかった」。何年前か、友だちが言った。」

ジョン・レノンの「イマジン」……。下「」引用。

「ユートピアを創造する前に、隠蔽されている現実を見ようとすることも「イマジン」なんだ、と。」

沼田鈴子さん、韓国訪問……。下「」引用。

「鈴子は一九八五年三月に初めて韓国を訪れた。韓国・朝鮮人の原爆犠牲者たちのことを慮り、ずっと胸を痛めていた。ことあるごとに訴えたものだ。
「韓国・朝鮮の被爆者は、私たちの日本の被爆者以上の苦しみを背負って生きておられるのです。心の痛みを聞いてほしくても、原爆に対する理解が低くて、ただひたすら耐えているのです。二重、三重の苦しみを強いられているのです」」

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