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第19回全国平和教育シンポジウム 報告集-1991.6.22~23 広島市-

2008年11月08日 | 読書日記など
『第19回全国平和教育シンポジウム 報告集-1991.6.22~23 広島市-』
    日本平和教育協議会・広島平和教育研究所/
      日本平和教育協議会・広島平和教育研究所1991年

レーニンをとっている人たちもいるようです。
--これで、平和とは……。ボクはいえないと思います。
レーニンもクラウゼヴィッツをとっています。



最初に書かれてあります。下「」引用。

「第19回全国平和教育シンポジウムを六月二二日~二三日、広島市立二葉中学校を会場に、日平研と広平研の共催で行いました。
 このシンポに、全国二○都府県から三五○名余りの人が参加しました。その中に、学生の姿もかなり見られました。
 集会は、「すべての子ども・青年にいのちと平和の尊さを!」をメーンスローガンに、“湾岸戦争を最後の戦争にしよう”をサブタイトルとして行い、記念講演は、神戸大学木村修三先生が「湾岸戦争を考える」と題して、湾岸戦争とは何であったのか、戦争という方法以外に解決の途はなかったのか、アメリカ・国連はどう見ればよいのか、私たちは今後どあればよいのか等々、大変貴重で、まったく考えさせられるお話をしてくださり、改めて反戦・平和の運動を強力に展開しなければならないと強く感じました。-略-」

記念講演「湾岸戦争を考える」神戸大学木村修三。下「」引用。

「しかし、今、アメリカのニューヨークタイムズ、ワシントンポストのコラムやその他の雑誌などに、もっと冷静な立場からこの戦争についての疑義が出はじめています。
 その理由は次の諸点から指摘することが可能だと思います。
 まず第一に、アメリカ軍の損害は戦死者が百数名。これはかつてない軽微な損害であったことは事実ですが、この戦争によってイラク及びクウェートにおよぼした人的・物的な損害を極めて甚大であったことが次第にわかってきたことです。また、油井の炎上、ペルシャ湾への大量の油の流出など、とり返しのつかない大変な環境破壊が戦争の結果として起りました。-略-
 第二は、「正義の戦争に勝利をおさめた」とブッシュ大統領は誇らしやかに宣言しましたが、新たに大量のクルド人が難民となり、何十万というクルド人が犠牲となりました。
 それにもかかわらず、イラクのフセイン政権は依然としてイラク国内の権力基盤を維持しています。皮肉なことに、最初からの主戦論者であったタカ派の人々の間に、ブッシュ大統領に対する批判が出ており、日本でも報じられました。-略-」

ブッシュ大統領といっても、こちらはパパ・ブッシュですね。

そして、タカ派と組んだ息子が、経済まで破壊してくれましたね……。

戦争をしないところの人間も結局殺しています。

戦費300兆円とは、それほどのお金だろうとボクは思います……。

このお金で、医療・福祉・教育・環境に使われていたら、多くの人の幸福につながったろうと思います。

特攻隊、大久野島の毒ガスなどについても話題になっていました。

軍用地料が、この当時、400億円だという……。下「」引用。

「4、沖縄
○反戦地主への一括支払いは、どういう形で行われるのか。
 連合地主会長に一括渡しているが、拒否地主には一人一人渡さなければならない。
○日本政府の軍用地料四○○億円とは?
 一○○○億円を在日米軍の維持費に使っている。そのうち四○○億円が軍用地料。」

日本国民の税金ですね。


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今も「思いやり予算」を上納しているという。









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