磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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027 「警備?」

2007年12月04日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


二章、異次元はオカマさんワールド!




027 「警備?」


「3日前でなくても、昨日にもどればいいのよ」

茜は腕時計のようなものを手にまいて、タイム・マシンに乗りこんだつもりだった。

時間旅行は二回もしている。一度目は記憶にはないけれどもね!

茜は自信満々でタイム・マシンに乗りこくんだ。

マイナス三日と入力して操作した。

「あれ、何の案内もないわね」

茜はしばらく、考えこんだが、機械のメイン・ボタンを押した。

シャー・シャーと深夜放送が終わったテレビのような音がした。

まわりの物も見えず、砂嵐のようになっていた。こんなはずじゃなかったわ!
と、茜は思ったけれど、今からでは、どう止めていいかもわからなかった。

茜は口や目に砂が入らないように、下をむいた。耳にも砂が入ってくるような気がしたので、肩をすくめて耳を守った。

シャー・シャーという音はしなくなったし、体にあたる砂の感じもなくなった。

静かな中、茜は砂を頭から払うと、マシンのなかから出た。

「ふーっ」
茜は大きくため息をついた。

元のオカネスキーの研究室だった。

ドアを開ける音がした。

「あらー、茜お嬢様!」
それは、主任メイドの中根かと思ったら、違った。

よく見たら、警備の斉藤だった。なんと女装をしていた。

いかに、今がオカマ・ブームといっても、警備の斉藤まで、そんな気づかいをしなくってもいいのに……。

「どうなさったの、お嬢様」

「あなた、わたしがいくらオカマバーに昨日いったからって、家までオカマバーにする気はないのよ。警備の仕事はどうしたのよ」

「警備?」

長いつけまつげを、しばたたかせていた。








閑話休題

本当に飢えるのと、

自ら食を断つ、

断食とは違うものですね。

ネットカフェ難民……。

難民でもない人が難民?

本を出すために、格好だけ真似る……。

--儲けだけを考える

出版社らしい企画もあるものです……。

それが全てのネットカフェ難民のように

思わせたら、格差社会を

すすめる人たちには好都合かもしれない。

そんな空想をしてしまいました!










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