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nature ダイジェスト-日本語で読む世界の最新科学ニュース- 2011年 5月号

2012年01月05日 | 読書日記など
『nature ダイジェスト-日本語で読む世界の最新科学ニュース- 2011年 5月号』
    田中明美、他・編/ネイチャー・ダイジェスト2011年

科学者も同じ人間だし、被災したり、施設が被災したりしているようだ……。



「日本の科学に激震」 下「」引用。

「日本の研究たちは、地震で破損した装置や寸断されたインフラと懸命に戦っている。
 -略-東北大学副学長の北村幸久は、同大学の学生も教職員も、世界中から寄せられる応援メッセージに励まされているという。「我々はくじけません。復興に向けて情熱を取り戻しつつあります」と彼は語っている。」

「予想外の場所で発生した巨大地震」 下「」引用。

「ほとんどの専門家は、日本の三陸沖の地震帯がこれほど大きな地震を引き起こすとは思っていなかった。-略-」

もっとよく調査すべき……。下「」引用。

「Okalは、三陸沖の沈み込み帯にこれだけ大きな地震を引き起こす力がたまっていたのだから、同じように古い海洋地殻があると指摘し、トンガとカリブ海北東部をもっとよく調査しなければならないと主張する。これらの地域には、めったに発生しない巨大地震の手がかりが隠されている可能性があるからだ。同じものは、三陸沖にもあったはずだ。」

大津波があったこと証明されていた。下「」引用。

「記録によると、仙台は西暦869年にも大津波に襲われている。東北大学(宮城県仙台市)の地球科学者である箕浦幸治(みのうらこうじ)らは2001年に、さらに古い時代の2つの津波堆積物の観察に基づき、仙台は800~1000年ごとに大津波に襲われているらしいと結論づけた(K.Minoura et al.J.Nat.Disaster Sci.28,83-88;2001)。彼らはその論文に、最後の大津波が襲来したのは9世紀だったので、「仙台平野が大津波に襲われる可能性が高い」と書いていた。」

「予測できない放射線リスク」 下「」引用。

「科学者たちは、福島県で発生した低線量被曝の長期的影響を予測しようと努めている。
 -略-ノースカロライナ大学チャペルヒル校(米国)の疫学者Steve Wingは、微量であっても環境に放射能が残留していると、長期的には重大な問題を引き起こすおそれがあると指摘する。「原子力発電所から遠くなれば、1人当たりの被曝量は少なくてすみますが、被曝する人の数ははるかに多くなります。-略-原発作業員の許容被曝量の上限を年間100ミリシーベルトから250ミリシーベルトまで引き上げた。これは、米国の放射線業務従事者の年間許容被曝の5倍である。米国立衛生研究所(NIH)は、250ミリシーベルトという被曝量を、「放射線宿酔」の最初の症状が出現する被曝量の下限に当たると考えている。」

「「歩くサボテン」は節足動物の親戚」









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