うしろの正面だあれ アニメ版

『うしろの正面だあれ　アニメ版』
　　　海老名香葉子・原作/金の星社1991年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「わたし、中根かよ子は、東京下町の釣竿づくりの家に生まれました。働き者の父ちゃん、やさしい母ちゃん、そして三人の兄ちゃんとおばあちゃん。
わたしのまわりには、いつも大切な家族がいて、わらい声があふれていました。ところが、ある日、大きな戦争がはじまって……。」



子どものころに三味線を習ったという。

沼津に縁故疎開したという。下「」引用。
「わたしは、沼津にある海軍の官舎にいます。ここでの生活にも、だいぶなれてきました。
　沼津の正江おばさんは、父ちゃんの妹です。おじさんは、海軍の兵器工場で、飛行機を作る仕事をしています。」

父母がいる「東京が燃えている」　下「」引用。
「空を見あげると、星空一面に、B-29が飛んでいきます。
　わたしたちと同じように、ひなんしている人びとに、不安が広がります。だれかが大声でさけびながら、やってきました。
「大変だぁ～！　東京が、やられているらしいぞ！」－略－」

兄は生きていた。
－－兄はいう。下「」引用。
「死んだんだ……、みんな、死んだんだ！」

戦争でも、母への思いは破壊されることはない。下「」引用。
「「うしろの正面だあ～れ！」
　立ちあがったわたしの目の前に、笑顔の母ちゃんが、立っています。」


うしろの正面だあれ(1991) - goo 映画















index

もくじ