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【新聞記事】原爆投下直前の“広島を復元” 1980年8月5日

2006年06月02日 | 読書日記など
読売新聞夕刊1980年8月5日

原爆投下直前の“広島を復元”
風化する体験
「一記録に」と


「米軍機が、原爆投下直前に撮った広島爆心地周辺の一枚の写真から、航空写真の研究家が、広島市の旧市街図を復元した。理学博士の西尾元充さん(六三)で、一年がかりで作成した復元図は六千五百分の一。細い路地や木立はもちろん、小さな民家まで克明に“判読”して、書き込まれている。被爆直前の市街図のない広島市では、いま、広島大学・原爆被災学術資料センターが中心になって、生き残った人々の当時の証言をもとに、復元図づくりを進めているが、西尾さんは、「次第に風化していく被爆の記録に役立てたい」と話している。あす六日、広島は被爆三十五周年を迎える。-略-」


原爆投下直前の広島市街地の復元図を作った西尾元充さん



長崎の地図を復元することを、
秋月辰一郎さんたちが
復元しようと努力されていました
が、
広島でも同様であったようですね。

あの原爆ですから、多くの地図や
書物がダメになったことでしょうね。

それを復元することも、
大変なことだということですね。

広島大学や原爆資料館の関係者も
貴重な資料になるものと、期待を
寄せているという。



西尾さんが航空写真を判読し写真全域に
わたって作成した被爆前の広島旧市街地の一部。
小さな家の一軒一軒までが克明に記録されている



最近(今年2006年)では、コンピュータを使用して、
地図を作成されている方も
おられるようです。










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