磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原爆児童文学集21 赤い風よふけ

2006年04月30日 | 読書日記など
『原爆児童文学集21 赤い風よふけ』
     沢井充子・作/渡辺安芸夫・絵/汐文社1986年

これは、カープファンの方が書かれたものです。
赤い風とは、赤ヘル軍団の旋風のようですよ。



非核平和都市宣言のことが書かれてあります。
「核廃絶年を宣言
広島市 史上初被爆地の責務
市議会が決議
核兵器廃絶広島平和都市宣言」

わが西東京市も田無市のころに、
そのようなことをしました。
しかし、東大の原子力研究所があるのに、
それを問題にすることはなかったようです。
今じゃありませんけどね……。
研究所といえでも、事故がおきれば、
大変なことになると、他の本には書かれてありました。

この本に戻ります。
幼稚園の時にも広島では原爆資料館を見学する
ことが書かれてありました。下「」引用。

「ぼくも行きたくない気分だ。ようちんえんのときにも行ったことがあるけど、原爆でつぶされたり、やかれたりした物が、ぎょっとするほどならんでいるしりょうかんは、気もちがいいわけがない。」


幼稚園の時に見たら、どうだったんだろう?
僕は幼稚園のころには、恐がったかなあ?
たぶんそうだろうと思う。
小学生の時にも、写真を見ただけで、
かなり恐かったですから。

供養塔のことが書かれてありました。同。

「おかあちゃんも、原爆くようとうのほうがだいじのようで、毎年、おまいりをしている。まだ、おはかにいれてもらえないおこつが、たくさんおさめてあるらしい。もりあげられた土に、青あおとしばがはえそろっている。」


カープの新聞記事の一部分も。同。

「このさいしょの記事。--平和都市広島にプロ野球を設置する計画は……すすめられていたが……(昭和二十四年九月)二十八日、正式手つづきをとることになった。」

現在、浦和レッズファンの僕はこの本の人たちの気持が
よくわかります。

がんばれ、広島カープ!
がんばれ、浦和レッズ!

エールを送っておきます。♪




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