磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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067 たしかに……

2008年01月14日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


三、なんて! すてきな世界




067 たしかに……



茜は今いる世界がすてきな世界だと思っている。

オカネスキーとつぎつぎに話していた。

女性だからといって、バカにされることもないのである。

それに、女のくせに小奇麗にしてろという人もいないのである。

反対に、男性にたいして、そんないちゃもんを言うことができるのである。

女性差別というのは、たしかにあることだ思った。

ふだんは当たり前だから気にもしていなかったけど……。

茜はいつもは社長令嬢ということで感じずにはいるけど、やはり女性なので、女性差別を聞くと不愉快になってはいたけど……。

でも、一般の社長令嬢などは政略結婚されるから、一番の被害者だったりするものだけど……。

茜はそんな親がいうことを素直に聞くようなことは100パーセントありえないのである。

「この焼き芋は、男の食べ物とかいっているんじゃないの?」

「ええ、そうでごじゃりますう~♪ 甘くて、ほろろと口のなかでくずれて、おいしいでありんすう~♪」

「ははは」

それから、ほっかほっかの焼き芋を口の中に放りこんだ。

「オカネお嬢様! こんな男が好む食べ物を、女性なのに、口にするの恥ずかしくないのでありんすか?」

「恥ずかしいわけないでしょう、そんなことをいうオカネスキーがおかしいのよね」

「そうかしら。わたしって、案外古風な男なのでありんすね」
といって、薄ら笑いを浮かべていた。

それは、ばってん荒川に似ていた。








閑話休題

女装する芸人さんで、

ぼくの子どものころから、

活躍されていた

ばってん荒川さんがいます。

亡くなられても、

やはり人気があるようです。

ばってん荒川 公式サイト












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