あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 284 党首選 三時のお茶が今となってしまったでござる。 テレビでは、与党である自由人民党の党首候補が集まっている。 野党が党首選挙をしないから、開かれた党であることをイメージアップ作戦にしているらしい。 その中で、男性の党首候補はたった一人である。 「わたしにはしがらみがありません」 そういえば、しがらみのない変人が、世の中を無茶苦茶にしたでこざる。 他者のことをしがらみとは……。 邪魔者は切り捨てろということでござろうか……。 それにしても、それぞれの候補が話しているのは、中学生の弁論大会のようだ。 きれいごとを並べている。 現実の社会を知らない中学生なら、これでもいいかもしれないが、日本国の総理大臣がこれで決まるとなると、話は別でござる。 中根が入っていた。 「党首選ね」 けだるそうに話した。 「ええ!」 オカネスキーは郷にいれば……である。 --国民は夢も希望も党首選でもてない。 持っているのは、議員たちだけだろう……。 質問者はきわどい質問などはしない。 年金問題についても、国民はたくさんのことを知りたいのに……。 「中根さんは、この男性議員のこと、どう思うでありんす!」 この世界のオカネスキーになりきって話している。 「いろいろな政党を渡り歩いてきたんでしょう。でも、今はそんなことにこだわらない時代なのに、相変わらず古い体質よね」 「そうでありんすね」 「でも、一ヶ所にいられる方が楽でいいに決まっているけどね……」 外国と日本はこのような点でも違うという人がいる。同じところにいる人は能力が低いと思われらしい。しかし、政治では外国でもそんなことは言われないだろうが……。 テレビでは、民放のように特別会計予算などについてのことは聞かない。 外国では、YouTubeをつかって、質問を受けつけたりしていたそうだが、そんなことも日本ではない。 大本営発表という感じで、彼らの伝えたいことをつたえているだけである。 たとえば、給油法……。 これも一方的に世界の平和に貢献し世界に感謝されているといっている。 他のメディアでは、世界の人は知らないという……。 ヒトラーだって、平和のために戦争をしていてたとオカネスキーは思う。 都合の悪いことはきかないという姿勢では、どんどんネジ曲っていくのは仕方がないことだろう……。 闇教育のこわさとはここにある……。
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