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龍馬の金策日記-維新の資金をいかにつくったか-

2010年02月20日 | 読書日記など
『龍馬の金策日記-維新の資金をいかにつくったか- 祥伝社新書 038』
   竹下倫一(著)/祥伝社2006年

お金の面からみた坂本龍馬……。
--なかなか興味深かったです。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「「龍馬が50両(約250万円)ネコババしていた」「龍馬は凄腕のクレーマーだった」「ニセ金製造まで計画していた」--というと驚く人も多い。33歳の若さでこの世を去った龍馬だが、夢を実現するためには、ありとあらゆる知恵と行動力を発揮したことは周知のとおり。だが、その一生は、お金に苦労し続けたものだ。〈浪人というものがあまりお金を持っていないだろう、ということは、中学生でも想像ができることである。また、艦隊を作るということが、莫大な金がかかるだろう、ということもわかる。つまり、浪人の坂本龍馬がどうやったのか不思議でならなかった〉(「まえがき」より)。
その疑問を、原資料から徹底的に追究したのが本書である。」

金を借りて脱藩した龍馬……。

脱藩しまず下関へ。下「」引用。

「明確な記録はないが、龍馬は脱藩してまず下関に足を運んだとされている。その頃、長州藩は、尊王攘夷の総本山のようになっており、脱藩浪士たちは、まず長州藩を頼ることが多かったのだ。
 また下関には、白石正一郎という豪商がおり、勤王の志士たちのアジトのようになっていた。-略-」

脱藩後も、「龍馬は仕送りを受けていただろう」という著者。

川島家を使えば……。下「」引用。

「龍馬にとっては、川島家は、継母の実家のようなものであり、ときどき遊びに行っていたという。また、前述したように、脱藩時の路銀も川島家から借りていたとされ、龍馬と川島家とは、かなり深い縁があったと思われる。
 この川島猪三郎は、西日本を中心として廻船業を営んでいたが、川島家の周りには、他の廻船問屋が軒を並べており、その中には京阪神や江戸と取引をしているものもいた。川島猪三郎の「顔」を使えば、京大阪や江戸にいる龍馬のもとへお金を送ることは、そう難しいことではなかったのだ。」

もくじ

「勝海舟と出会って食う心配がなくなる」
--この時、二千石の勝海舟。下「」引用。

「一代で急に昇進したため、代々の家来というものがおらず、信頼できる門人を探していたということがいえるだろう。-略-」

坂本家相続問題。下「」引用。

「龍馬のこの手紙などの努力もあってか、坂本家の相続問題は、兄権平が娘の春猪に婿養子を取ることで、いったん解決する。しかしこの婿養子も、国事に身を投じようと脱藩して龍馬の元に身を寄せ、相続問題は振り出しに戻る。-略-」

龍馬の脱藩時財産を100~250万円と推定する著者。

兄が刀をくれた……。

脱藩浪士のアルバイト。下「」引用。

「若狭藩の脱藩浪士梅田雲浜は、安政三(1856)年頃から、廻船問屋などの商人と結託し、各地の産物の交易に一役買うことで、商人から活動資金を得るということを始めている。各地を遊説する志士活動は、各地の産物情報を入手しやすく、副業として交易の手伝いをすることはもってこいだったのだ。梅田雲浜以来、脱藩浪士が商人の後ろ盾を得て、遊説とともに交易活動を行うということは、しばしば行われてきたのだ。」

近藤長次郎の使い込みには伊藤博文や井上馨も洋行しようと関わっていたという。責任は全部長次郎がきた。

長州からの五○○石(現代なら一億円くらい)の米の話はなかったという……。

船を失い、人材派遣業をはじめる亀山社中。

「龍馬の金づるだった岩崎弥太郎」

もくじ

龍馬は竹島に浪人たちを移して開拓しようと計画していた。

「土佐藩にライフルを売りつけてひと稼ぎ」

「戊辰戦争の戦費は龍馬が賄った?」

紀州藩は海援隊士の陸奥宗光(元紀州藩)に助けられた。

総合商社……。下「」引用。

「しかし、兵庫商社や下関商社、海援隊の発想は、その後、日本に現れた「総合商社」に引き継がれているといえる。
「総合商社」という事業形態は、実は日本にしかない。」






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