磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊金曜日 2011-5-20

2011年08月02日 | 読書日記など
『週刊金曜日 2011-5-20』
   平井靖嗣・編/金曜日2011年

特集名 原発と教育



「今週の表紙」 下「」引用。

「福島第一原発から約3.5kmの双葉町駅前通り。かつて原発に「未来」を見た町には残された犬だけが彷徨っていた。」

今ごろ「福島原発一号炉がメルトダウン」に小出さんのコメントなど。下「」引用。

「前出の小出助教はこの見方を否定する。「東京電力の発表を見ていると、意図的にデータを隠していると疑わざるをえない部分がありますが、なにが起きているのか本当にわかっていない点も多そうです。工程表の実現が困難なことは当初から明らかですが、ますます無理であることが明らかになったと言えるでしょう」
 一方、菅首相の要請を受け、「冷温停止」作業をしていた中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)五号炉で一四日、復水器内に海水約四○○トンが流入したと中部電力が発表した。詳細はまだ不明だが、こちらも注視が必要だ。
 しかも、ただちに運転を止めるべき原発は浜岡だけではない。-略-」

「オーストラリア 首相が「原発は不要」と明言し太陽熱発電実用化への期待高まる」

「特集 原発と教育 教科書編集者が招かれる 原発見学“接待”ツアー」 下「」引用。

「ビール飲み放題、土産付
 教科書会社の編集者や執筆者を対象にした電力業界からの接待ともとれる原発見学ツアーは、昔から行われている。
 ある教科書会社の編集者は、十数年前に電力関連団体主催の原発見学ツアーに参加したという。東京から新潟県への日帰りバスツアーで、行きのレストランでの昼食は無料で、柏崎刈羽原発を見学した後、お土産をもらった。そして帰りのバスでは、ビールが飲み放題、つまみも食べ放題だったという。「すべて無料でした」とこの編集者は語った。
 しかし最近は、同種のツアーでも自己負担分が増えているようだ。例外は、広告・イベント会社等が企画・実行するケースだ。」

「原発推進副読本を封印」

「特集 原発安全神話を強制する文部省の教科書検定」 下「」引用。

「教科書検定で原子力に関する記述を修正させ、子どもを「核や原子力は危険性が高い」という情報から遠ざけ、原発安全神話をすりこむ教育が行われている。現在の教科書はどのような検定を受け、どのような記述になっているのか。-略-」

「消えた「脱原発」「危険性」」 下「」引用。

「東京書籍は申請時に「ヨーロッパで脱原発が進む」と記述したが、検定意見によって削除し、代替エネルギーに課題がある説明に変更。教育出版は「危険性」という言葉を削除し、「自然エネルギーには課題がある」旨を追記した。清水書院はチェルノブイリ原発の事故を本文から注へと扱いを小さくした。このように、原発の危険性を薄めたり利点を入れたりする修正が五点、自然エネルギーの課題を入れる修正が六点。要するに、原発は安全で自然エネルギーには課題ありと書かせたのである。」

「「被曝してたら、子どもを産む夢が潰れる」女子高校生の悲痛な訴えに東電は……」飯舘村での土下座説明会」 下「」引用。

「皷副社長はこう答えた。「将来、子どもが産めない事態にならないように現在、一生懸命事故収束に向けて取り組んでいます」。
 渡辺さんは悔しさを滲ませた。「それならもっと早く『危ないから避難すべき』と注意を促すべきではなかったのですか? 私だって被曝していると思いますよ!」
 別の男性もこう追求した。「村民は一カ月間以上も危険地域に放ったらかしにされた。危険性を認識しているはずの電力会社がなぜ真っ先に避難を呼びかけなかったのか」。
 東電は「避難措置の判断は国や福島県が行なうことになっています。そうした判断をする際に正確なデータを提供することが事業者の役割だと思います」と答えるだけだった。」

「茨城・福島 風評被害と闘う農家たち
東電よ、このつらさがわかるか!」冨田きよむ(写真・文)。下「」引用。

「東京電力の原発事故で、福島県産や茨城県産の作物が「出荷停止」「摂取制限」品目以外でも売れない--風評被害である。政府と東電による賠償論議も進んでいるが、農家にとっては、作れないこと、販売ができないことが一番つらい、風評被害に苦しみながらも、お互いに助け合う農家の姿を追う。-略-別業種の仲間を支援-略-Web販売に注文殺到-略-」

「チェルノブイリから福島の人たちへ」パーヴェル・ヴドヴィチェンコさん(NGO「ラディーミチ チェルノブイリの子どもたち」)に聞く。下「」引用。

「--チェルノブイリの事故から二五年、今、こうして日本で話されていることをどう感じられていますか。
「チェルノブイリの十字架」と私は言っています。神様は、このタイミングで私は日本によこすということで、とてもよいことをなさったと思います。福島で事故が起こったこの時期に日本にいて、いくからでも福島の人たちに役立つことができるようにしてくれたのです。自分たちはチェルノブイリの事故をきっかけに、いろいろな問題を解決しようとして活動してきましたが、その活動が、今の福島の人ちに少しでも役立てば、支援になれば、と思います。具体的には福島の社会団体と交流をもちたいということと、福島の子どもたちをぜひ自分たちのキャンプに招待したいと考えています。   四月六日、東京にて。」

目 次

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「避難者の新生活を支援する「生活スターターキット」送付活動」 下「」引用。

「「頼る人もいない知らない土地で心細いはず」と、東京で新生活を始める被災者への生活物資を送る女性たち。多数の共感を呼び、続々と支援物資が集まっている。-略-」

「オバマ大統領は殺人指揮者」

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