磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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135 イラク戦争

2008年03月22日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


六、早瀬夫婦




135 イラク戦争


イラク戦争の五周年である。

宏ちゃんが丁寧にニュースの原稿を読んでいる。

隣でヘラヘラ笑っている小見屋が、ボールペンまわしをしている。

この戦争でアメリカは傷ついた……。

コメディアンのような大統領は気にもしていない態度をとる……。

シニカルな政治家。無責任な米国人……。

画面では、イラク戦争から帰った米兵が、職も見つからず、アパートも借りれず、ホームレスをしているという。

ベトナム戦争のようになると話していたことが、やはりそうなったといえるのではないだろうか?

大国の傲慢な態度……、そんなもので、この世界を支配すれば、大国も傷つく……。

しかし、いくらホームレスとはいっても、イラクの人たちと違って平和な国家がそこにある……。

正確には、戦争のない状態のアメリカがある……。

だが、イラクの人々には、そんな故郷もなければ、傷つけられ、殺された人たちはアメリカの何倍も多いのである。

罪のない、大人の世界の政治とは無関係な子どもたちも傷つけられ、殺されている。

劣化ウラン弾では、生まれてきた子どもが、胎児ででも傷つけられ、それを訴えることもできない……。

一生をベッドで過ごす子どもたち……。

アメリカは正義なのか? こんな子どもたちを生み出して……。

それでも正義といえるのか?

どこまで、都合の悪いことにフタができるのだ!

この子どもたちが、大統領、あなたの子供や孫だったら、あなたはどうするのですか?

そんなことを訴える人さえもない、自称・世界の警察のアメリカ……。

オカネスキーはこのようなことが大嫌いだ。

ハンカチをもって泣いている。

この世界では、きちんと、報道されている……。

アメリカは正義ではない! もし正義というのなら、これを他国がアメリカにしても、アメリカは讃美すべきだろう……。

だけど、闇教育を受けたエリートたちが牛耳る世界では、けっしてそんなことは通用しない。

--戯言であったり、彼らの憎む共産主義やテロリズムにかえる……。

たしかに、共産主義でも人の命を、自分の命とは違うものとする人たちがいるが……。

自由・平等・博愛……。これが民主主義の精神である……。

それを失った者たちの民主主義は、イメージだけ民主主義であり、内容は差別主義のファシズムである……。

真剣な表情で小見屋は、テレビ・カメラにむかって、訴えていた。








閑話休題

中国の鉄のカーテン、

ソ連してもナチス以上の虐殺を

したにという人たちもいます……。


ITは確かに世界を変える

かもしれない……。

チベット暴動 IT駆使し情報戦 
「作為」でかく乱も [ 03月21日 15時01分 ]


しかし、流血は御免だ!









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