あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 313 貧しい者が貧しい者を いじめ、さらに貧しくなった…… ふーと一息はいてから、小一郎は話す。 「父子家庭っていうのも、それぞれでしょうね」 それを聞いて真剣に考えるオカネスキー。 「そうでござろうなあー。育児ノイローぜーというものもあるでござる。核家族になった現在、おじいちゃんの知恵も家庭にござらんから……。それもいたしかたないことでござるね」 「しかしだよ、あのプアワーカーと、生活保護の関係を思い出すわよ」 「その話は有名でござるむなあー。生活保護を受けている人たちが、プアワーカーよりいい生活をしていると、プアワーカーの人たちが、生活保護の人を非難! 政治家はプアワーカーの給与などを上げることは考えず、生活保護をカットしたでござるよ!」 「そう、それで生活保護の人に比べてプアワーカーはいい生活をしていると、カット! そのとき、政治家たちや、悪徳商人は焼け太りということもしたわよね」 「その通りでござる! 金持ちの思い通りでござったね」 「そんな愚かなサイクルを、ずっと続けたいのでしょうね。彼ら政治家は、コピーの領主書で好きなだけ税金を使えるんだから……。大臣になると、問題になるけど、議員なら何の文句も言われないですもんね」 「また、悪徳政治家などに、利用されるだけでござるね。コピーの領収書の改竄もどうして逮捕されないでござるか? 日本というのは、偉くなればドロボウをしていもいいのでござるか?」 「あれで、ごまかしているつもりなのかもしれないわね」 「どこも、そんなことはできていないと思うけれど、司法も警察も動かない! 年金の改竄も、仲間が捕まえないといけないときの為、弁護士に相談しているでござるよ」 「逮捕するなら、検察か警察よね」 「それに福祉を考えるふりはするけど、考えない議員! ボランティアをしたこともない人は立候補できないようにしたらいいでござる」 「それでいいで、ござるござる!(笑) 自分の眼でみえることだけでなく、全体を見る習慣をつけないといけないわね」 「まったくそうでござるよ。経済もサブプライムなどをなぜしないといけなかったか? そこにイラク戦争があったからでござる。戦争は巨費がかかるでござるよ。それも、戦争を民営化させたアメリカ政府! きちんとしたお金の使い方もしていなかったように、伝えるマスコミもあるでござるよ」 「日本の政治家もそれになびいていたわね」 「郵便局などにもファンドで儲けろ! と話していた元大臣もいたでござるよ。一年で終わるといっていたインチキ教授もいるでござるが、これでアメリカの金融危機は一年で終わるのでこざるか? まだ、被害もわかっていないのにでござる」 「日本にはインチキ政治家だけでなく、インチキ学者もいるわね。チェルノブイリで被害者がいないように話した広島の学者がいたほどですものね」 「新聞にしても、いい加減でござるよ。いまだに原発推進でござる!」 「こんな古ぼけた頭の人たちにリードされていたら、とても明るい未来なんてありえるわけがないわね」 「そのとおりでござろう……」 しんみりとする二人。 もう、今日はこれぐらいにしておこう。 消費は冷えるかもしれないが、メタボも気になるお年ごろ! そんなオカネスキーであった。
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