『核の素顔 危険はあなたにも迫っている』
市川定夫、高木仁三郎、他(著)/女子パウロ会1985年
帯に書かれています。下「」引用。
「死の体系から生の体系へ
カトリック、プロテスタント
キリスト者核問題合同セミナーの記録。
核兵器はもちろんのこと、「核の平和利用」という名のもとに、原子力産業が
地球と人類にもたらしつつある数々の危険を警告する。」
目次
はじめに…………………………………………………………深水正勝
放射能の恐ろしさ………………………………………………市川定夫7
キリスト者核問題合同セミナー……………………………高木仁三郎59
死の体系を離れて、生命に至るために……………………関屋綾子27
核開発と放射能汚染…………………………………………市川定夫31
プルトニウム時代に生きる
海洋汚染と私たち……………………………………………水口憲哉91
太平洋の被曝者たち…………………………………………豊崎博光141
科学者と核問題--バグウォッシュから今日まで--…小川岩雄173
アメリカの司教教書『平和の挑戦』の思想………………相馬信夫215
聖書の使信と反核の思想……………………………………渡辺英俊239
執筆者紹介……………………………………274
この時代には発展もとげたようです。下「」引用。
「この講演は一九八二年五月三○日、東京カテドラル(聖マリア大聖堂)で行われたものです。これがきっかけとなって『死の体系から生の体系へ カトリック、プロテスタント キリスト者核問題合同セミナー』が企画されました。」
1981年6月7日、イスラエル空軍がイラクの原子炉攻撃。
このことも、原子炉は軍事につながることを示しているという。
1982年1月8日、フランスのリヨン高速増殖炉スーパー・フェニックス。
五発のロケット弾で攻撃されたという。
関連記事
差別の上にたつ原子力。
採掘はアメリカ・インディアンを苦しめ。
イギリスで白人は働いていない。
フランスのラ・アーグ再処理工場も同様。
何回も人類を虐殺できるほどの核兵器を製造した後、失業者を出さないために、原発。
アイゼンハワーはそのために、安全でもないものを安全であるかのようにして売った。
日本では中曽根康弘改進党議員が強引に、ほとんど審議なしに押し通す。
「核拡散防止条約」に日本は加入するが、不平等条約だったという。
しかし日本は自主査察できる国になったという。
希ガスについても書かれてありました。下「」引用。
「何百種類もの放射性核種ができるのですが、そのうちクリプトン八五とか、キセノン一三三、あるいはアルゴン四〇というのは、液体にも固体にもならず、必ず気体になるいわゆる肴ガスなのです。-略-ですから初めから燃料捧というのは、気体を外に出すようにできているのです。それを正直に公表すべきなのです。ところが、けっしてそういわない。事実、原理的に閉じ込めておくということはありえないことで、閉じ込めていたら作裂してもっと危ないのです。」
原爆開発の教訓
1 恐怖は人を盲目にする
2 秘密研究による判断力の麻痺(まひ)
3 学問的興味と技術的功名心だけに溺れるな
4 単純素朴な正義感や愛国心の危険性
5 力による“抑止”を盲信するな
核抑止論の支持基盤
1 核軍備に「既得権益」を持つグループ
2 国益至上主義
3 「価値観を退ける専門家的思考様式」
4 「軍事力バランス」信仰
index
正戦論などということも書かれてありましたが、これも人道から逸脱していると思います。
法が全ての人にとって、自由平等でなければ、何のことはない世渡りの術でしかない。
こんなことで、聖職といえる人たちが、戦争を認めるなど、異常としかボクには思えない。
index
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もくじ
市川定夫、高木仁三郎、他(著)/女子パウロ会1985年
帯に書かれています。下「」引用。
「死の体系から生の体系へ
カトリック、プロテスタント
キリスト者核問題合同セミナーの記録。
核兵器はもちろんのこと、「核の平和利用」という名のもとに、原子力産業が
地球と人類にもたらしつつある数々の危険を警告する。」
目次
はじめに…………………………………………………………深水正勝
放射能の恐ろしさ………………………………………………市川定夫7
キリスト者核問題合同セミナー……………………………高木仁三郎59
死の体系を離れて、生命に至るために……………………関屋綾子27
核開発と放射能汚染…………………………………………市川定夫31
プルトニウム時代に生きる
海洋汚染と私たち……………………………………………水口憲哉91
太平洋の被曝者たち…………………………………………豊崎博光141
科学者と核問題--バグウォッシュから今日まで--…小川岩雄173
アメリカの司教教書『平和の挑戦』の思想………………相馬信夫215
聖書の使信と反核の思想……………………………………渡辺英俊239
執筆者紹介……………………………………274
この時代には発展もとげたようです。下「」引用。
「この講演は一九八二年五月三○日、東京カテドラル(聖マリア大聖堂)で行われたものです。これがきっかけとなって『死の体系から生の体系へ カトリック、プロテスタント キリスト者核問題合同セミナー』が企画されました。」
1981年6月7日、イスラエル空軍がイラクの原子炉攻撃。
このことも、原子炉は軍事につながることを示しているという。
1982年1月8日、フランスのリヨン高速増殖炉スーパー・フェニックス。
五発のロケット弾で攻撃されたという。
関連記事
差別の上にたつ原子力。
採掘はアメリカ・インディアンを苦しめ。
イギリスで白人は働いていない。
フランスのラ・アーグ再処理工場も同様。
何回も人類を虐殺できるほどの核兵器を製造した後、失業者を出さないために、原発。
アイゼンハワーはそのために、安全でもないものを安全であるかのようにして売った。
日本では中曽根康弘改進党議員が強引に、ほとんど審議なしに押し通す。
「核拡散防止条約」に日本は加入するが、不平等条約だったという。
しかし日本は自主査察できる国になったという。
希ガスについても書かれてありました。下「」引用。
「何百種類もの放射性核種ができるのですが、そのうちクリプトン八五とか、キセノン一三三、あるいはアルゴン四〇というのは、液体にも固体にもならず、必ず気体になるいわゆる肴ガスなのです。-略-ですから初めから燃料捧というのは、気体を外に出すようにできているのです。それを正直に公表すべきなのです。ところが、けっしてそういわない。事実、原理的に閉じ込めておくということはありえないことで、閉じ込めていたら作裂してもっと危ないのです。」
原爆開発の教訓
1 恐怖は人を盲目にする
2 秘密研究による判断力の麻痺(まひ)
3 学問的興味と技術的功名心だけに溺れるな
4 単純素朴な正義感や愛国心の危険性
5 力による“抑止”を盲信するな
核抑止論の支持基盤
1 核軍備に「既得権益」を持つグループ
2 国益至上主義
3 「価値観を退ける専門家的思考様式」
4 「軍事力バランス」信仰
index
正戦論などということも書かれてありましたが、これも人道から逸脱していると思います。
法が全ての人にとって、自由平等でなければ、何のことはない世渡りの術でしかない。
こんなことで、聖職といえる人たちが、戦争を認めるなど、異常としかボクには思えない。
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もくじ