あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 126 デス・コメンター 「どうして、こんなひどいことになったのでござろう」 「それは簡単なことだよ。闇教育だよ。その本質は差別教育。それは啓蒙思想、教養ある野蛮人たちがつくりあげたものさ。今でも、この封建的な野蛮人たちが、教養でごまかしている」 「闇教育でござるか? たしかに、これは大きなことでござる。都合の悪いことは闇の中にほうむるのでござるなあー。そういう扱いしか受けていない子供たちも哀れなものでござるよ。愛ではなく、抑圧で教育されているのでござるよ」 「都合の悪いことは闇の中に葬れる、物質的には優位な立場にあるんだろけうけど、事実は都合の悪いことには眼を向けられない人たちでもあるんだ。日本のエリートたちにはこのような人たちが多い」 「拙者も困ったことがあるでござるよ」 深刻な顔をするオカネスキー。 「どんなことで困ったの?」 「脱原発はぜったいにしないといけないことなんでござる。こんな危険で、さらに高価でもあるし、日本にはウランさえもないのに、導入しようとしているでござるよ」 「ソフトエネルギーにその巨費を投じれば、環境にもいいだろうし、原発のように危険な物質もでない。原発から出た危険な廃棄物を、処理することも今の科学力ではできない」 「まったくでござるよ。ところが、闇教育でござるよ……。自然にも放射線はあるというでござるよ」 「あったとしても、量が違うね。そして、自然でもウランがとれる近くでは健康を害する……。自然ならばいいというものではないね」 「それが科学というものでござるよ。ところが、自然にあるから、大丈夫と思っているし、それを信じこんでいる非科学的な学者もいるでござるよ。自然でも人は死んでいるってこともわかっていな人たちでござるよ。それに宝くじ説といって、なるべく放射能はあびないほうがいいらしいでござるよ」 「日本では、このようなデッドコピーを、いまだに信じている愚か者たちがいるね。それを本にして出している」 「デッドコピーとは、もう科学でとっくに否定されていることを、それも何十年も前にアメリカの原発推進の学者の奇妙な論理を続けている人たちもいる。その一人に上坂冬子、中曽根元総理などがいるでござるよ」 「デッドコピー……、意味がないものを写しただけならいいが、このことで死が増えていくかもしれない。間違った方向にもっていき、多くの人を死に向わせる……。原発は原爆から産まれたもの……。チェルノブイリ事故で多くの人が殺された。しかし、それも闇教育を受けた闇政治で、それをアンダーカバーしている……」 「デッドコピーをはるデス・コメンターもいるでござるよ……」
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