磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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111 お笑いファシズム

2008年02月27日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


五、テレビ・激突!




お笑いファシズム


テレビ画面では鱒添がおこっている。

「馬鹿よ、この低次元の女とは話せないわ! あなたはそんなに持てるというの? そうよ、そうよね、あなたは各地に愛人がいるんじゃないの。隠し子までいるじゃないの。それでいて、家庭の幸せなんてこと、てめえが言うんじゃないよ」

体をのけぞらした但馬は目をむいて、何もいえない。

「ははは、さすが鱒添先生。言っちゃいますね!」

邦子は絶妙な間で言ったので、まわりは笑う。

しかし、それはあくまでも、やらせ!

笑うのが専門の声優さんたち……。

それと、テレビの前で酔っぱらっている女性たち。

「何を言っている。男は子供を育ててこそ、男じゃないか?」

但馬はふんぞりかえってそう言った。

「あなたね、あなたみたいな人! 子供を世界各地につくっておいて。その愛人だった人たちとか、幸せなの? 何が男の幸せだよ、いやになっちゃうよ」

鱒添のいうことの方が、人間としては正しいだろう……。

但馬は目をむいていう。

「当たり前じゃないか! おまえみたいに行かず後家とは違うぞ」

「何、何をいったのよ! これが、アメリカなら、ぜったいセクハラよ! セクシャルハラスメントよ」

鱒添は叫んだ!

「だけど、ここは、お笑い番組ですから」

邦子はすかさず言う。また、笑いである。こんなのが笑いのネタになるなんて、日本はこちらの世界でも程度が低いのねと茜は思う。

お笑いにしたら、何でも許されるみたいにテレビの人は思っているみたいだ……。

この山田邦子のギャグ「赤信号、みんなで渡れば安全だ!」

このギャグも庶民が楽しんでいるのなら、まだ問題はなかったのだが、政治家と組んでやりだした。

「赤信号、みんなで渡れば安全だ」

原発の前でも彼はこのギャグをいうのだろうか?

何でもおもしろければ、それでよいのだろうか?

そのどこが、おもしろいのだろうか?

仲間はずれにされたくないから、おもしろいと言わねばならないのか?

それなら、お笑いファシズムじゃないか!

そんなの、おもしろいわけがない!








閑話休題

テレビで流されるもの、

そこにもマインド・ウイルスがあるという。

子供の番組、いわゆるヒーロー物と

いわれるものにも含まれているという。

テレビ番組にも、いつものこと

ふくまれている。

とても、笑い事とはボクには思えない。

そんなこともある……。














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