磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

文藝春秋 2012年4月号

2012年08月02日 | 読書日記など
『文藝春秋 2012年4月号』
   木俣正剛・編/文藝春秋2012年

特集名 日本をギリシアにせぬために



「こどもたちが綴った「原発と家族」 28人が体験した避難生活と被曝の不安」森健(ジャーナリスト)。

「要再検査」 下「」引用。

「夫が福島第二原発で警備の仕事をする勝山恵美子さんの家では中三の女の子が甲状腺の検査で「要再検査」と診断された。
「女の子だからとくに心配なんです。津島にの避難していた中学生では、三人の女の子だけ甲状腺の再検査と言われた。そのうちの一人がうちの子だったんです」-略-」

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雨水を溜めて……。下「」引用。

「〈(津島では)水不足で、飲み水は自衛隊の給水車が来ましたが、それ以外の生活水は、雨水などを溜めてみんなで協力して、運びました。-略-」

【民間事故調】「機密文書 官邸が隠した原発悪魔のシナリオ」船橋洋一(福島原発事故独立検証委員会)。

「「東京電力の研究 埋蔵金は必ずある」猪瀬直樹(東京都副知事)。

「原子炉内部はどうなっているのか 事態はいまだに収束してない--事故処理のこれからを解説」水野倫之(NHK解説委員)。

「政府発表 放射能汚染マップを点検する」

自衛隊と原発事故(折木良一(前自衛隊統合幕僚長))。下「」引用。

「とはいえ原発に関しては、自衛隊には専門知識の蓄積はありません。こういう言い方をすると語弊が有るかもしれませんが、ごく初期の段階では、東電をはじめ、専門家が何とかしてくれるだろうという気持ちもあり、ここまで深刻な事態になるということは、あまり想像していませんでした。
 一方で翌十二日朝、アメリカのウィラード太平洋軍司令官との電話会談で、アメリカ側が「フクシマ」の情況を相当気にしているというのは、伝わってきました。ウィラード司令官はり、
「何でも支援するから、とにかく何をしてもらいたいのか、なんでも要求してくれ」と言い、重ねてこう尋ねられました。
「実際のところ、フクシマの現状というのは、どうなっているんだ。どんなことでもいいから、可能な限り、情報を提供してほしい。これはワシントンからのリクエストでもある」-略-」

自衛隊員四人の負傷。下「」引用。

「もちろん、あの情況で百パーセント正確な情報をくれ、といってもそれは無理な話だと思いますが、最悪の場合は、こういうリスクがありえます、という情報共有が大事だと思います。」

ヘリ放水と米軍。下「」引用。

「ヘリ放水は、ウィラード司令官も「本当によくやったね」と評価してくれました。あくまでも私の印象ですが、あのヘリ放水があってから、アメリカ側の動きがちょっと変わってきた感じがあります。日米の連携がよりスムーズになったというか。-略-」

「御用聞き」作戦。下「」引用。

「東日本大震災における自衛隊の活動は多岐に及んだ。そのなかには、瓦礫処理や遺体の搬送、被災者のニーズを聞いてまわる「御用聞き」作戦など、本来的には自衛隊の仕事でないものも多かった。」

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『弱者の居場所がない社会--貧困・格差と社会的包摂』阿部彩。









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