磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ウラ金権力の味

2010年02月03日 | 読書日記など
『ウラ金権力の味』
   古川利明・著/第三書館2007年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「◎教育基本法改正で巨額の官邸機密費が動いた?
◎安倍晋三は年間ン十億円の裏金をどう使ったのか?
◎小泉総理と検事総長の裏金談合の極秘会議とは?
◎「警察会計の仕事の99.9%は裏金作り」はホント?
この本を読めば、あなたはその答えを発見する!!
元毎日新聞官邸詰め記者が渾身取材で迫る
「権力の裏金」ドキュメント!!」



要約したものだという……。下「」引用。

「本書『ウラ金 権力の味』は、『日本の裏金』上下巻計八百ページを要約したものです。本文中の記載事項についての詳細や参考文献、引用した書籍、新聞、雑誌のデータ等は『日本の裏金』のほうをご覧ください。」

日本の裏金【上】 日本の裏金【下】

裏金で可決した、「美しい国」の安倍首相……? 下「」引用。

「2006年12月15日、教育基本法改正法案が参議院本会議で可決、成立した。
 前日まで徹底抗戦の構えを見せていた民主党が、安倍首相の問責決議案の上程にも同調せず、急におとなしくなってしまって、やすやすと法案成立を許してしまった。この姿勢は国民の目には、はなはだ奇異なものに写った。
 このとき、ささやかれたのが、「官邸のウラ金が動いた」という噂である。-略-
 安倍晋三首相はこうした官房機密費を執行する官房長官、さらには「自民党の機密費」である党の政策活動費を扱う幹事長を、いずれも小泉政権下で経験している。それゆえ、このような「権力のウラ金」がどう動いたか、動かなかったか、明らかにしてほしいものだ。-略-」

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「田中真紀子も触れられなかった外務省の巨額ウラ金の暗部」下「」引用。

「年間55億円もの「外交機密費」を「外国とのやりとりには外交上の機密があって当然」という口実のもとに予算計上しておきながら、その実、本来の用途にはほとんど使っていなかった事実が判明している。この「外交機密費」が首相官邸にいったん「上納」されてマネーロンダリングを経たのち、ひとりの外務省ノンキャリアが勝手に十二億円も水増し請求する手口で引き出し、競走馬十数頭購入などに乱用していた「松尾事件」は記憶に新しい。-略-
 田中真紀子が外務省を追われたのも、彼女が外務省のウラ金システムに触れようとしたからだといわれる。-略-」

中川秀直官房長官のスキャンダル。下「」引用。

「官房機密費が政治家のスキャンダルもみ消しに使われたという話も後を絶たない。2000年に発覚した森内閣の中川秀直官房長官の女性問題と覚せい剤使用疑惑のスキャンダルに絡み、大物右翼に官房機密費を支出されたという関係者の証言が出ている。」

海部首相は金丸信に年間6億円。下「」引用。

「また、海部政権が経世会(竹下派)のバックアップで成立する条件は、「官房機密費を金丸信に渡す」ということだったという。海部首相が盆暮れに現金三億円を、みずから金丸信のところに運んだ、という話も残っている。」

田原総一郎は100万円ももらったという……。下「」引用。

「官邸の機密費がマスコミ対策に使われて、政府自民党に有利な報道姿勢をとらせるよう仕向けられていることもウラ金の重要な使用目的となっている。「竹村謙一200万円、田原総一朗100万円……」といったリストが流出している。」


--殺人に時効なし、法律を変えようとする動きがある。

組織犯罪に時効なし、ドイツではナチスを追い詰める……。

もちろん、過去にのぼってすることも可能である。

ゆえに、金を取り戻すことも可能である。

子孫などからも、金を取り戻すことも、可能のようである……。

食い逃げされてたまるかという人たちもいる……。

国の赤字をみれば、当然、そのような処置をとるべきだろう。

経済テロリストも許すな!










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