『原水爆禁止運動資料集 第1巻[一九五四年]』
小林徹・編解説/緑蔭書房1995年
当時の運動をした人たちの会報などが、そのまま掲載されてもいます。
手書きなので、読みづらいです。でも、ワープロもない時代の運動ですね……。

ビキニ水爆実験と原水爆禁止書名運動の展開 下「」引用。
「一九五四年三月一日、アメリカは西大西洋のビキニ環礁で水爆の実験をおこなった。「死の灰」は大気海洋を汚染し、一六○キロも離れた海域で操業していた静岡県焼津のマグロ漁船第五福竜丸に降りそそぎ、二三名の乗組員が放射能をあび、無線長久保山愛吉氏の生命を奪うにいたった(他の乗務員にも影響が現われているとも証言されている)。
周辺島民をはじめ、西大西洋に出漁していた多数の日本漁船も被爆し、マグロなど大漁の漁獲物が廃棄されただけでく、大気汚染や放射能雨によって飲料水や農作物にまで危険がおよび、「死の灰」の恐怖は、国民の日常生活を直撃するにいたった。かつて広島と長崎で原子爆弾の惨害を体験した日本国民のうけた衝撃は大きかった。−略−」
日本は占領下から、名目は独立へ。
そして、峠三吉などが登場……。下「」引用。
「一九五二年四月、サンフランシスコ条約の発効によって七年間にわたる米軍の占領支配が解除され、制限つきではあったが広島、長崎の被爆の報道が回復した。この時期に前後して、『原爆の子』(長田新編)、『原爆詩集』(峠三吉)、『原子雲の下より』(峠三吉編)、『アサヒグラフ」(原爆被害写真特集)などの出版−略−」
index
もくじ
−−こんなタイトルがあります。
「国会決議 昭和三十三年一月 衆外資第二十一号 原水爆禁止に関する諸決議案[抄録]衆議院外務委員会調査室」
そして、こういう文章がついていてます。下「」引用。
「一、国会の決議
(一)原子力の国際管理に関する決議(衆議院、二九・四・一採決・第十九国会)(佐藤栄作君 外十名提出)
本院は、原子力の国際管理とその平和的利用並びに原子兵器の使用禁止の実現を促進し、さらに原子兵器の実験による被害防止を確保するため国際連合がただちに有効適切な措置をとることを要請する。
右 決議する。
(出所=昭和二十九年四月一日付官報号外しゅぅぎいん会議録第三十二号)−略−」
「ビキニ患者を見舞う」小沢綾子・著。下「」引用。
「昨日激励文と些少のお見舞金を以て、東大病院のビキニ患者をお見舞に参りました。−略−また痛ましい患者の大きな犠牲に対しても、この水爆禁止の運動を日本全国のものにしなければならないと、深く確信いたしました。」
杉並新聞というのがあるようです。
「世界の平和を熱願 区議会で万場一致 水爆実験禁止決議」というタイトルの記事が掲載されていました。
「黄変米 外米をしらべてもらいましょう」。下「」引用。
「死の灰のために寒い夏を向かえた日本では稲作にひどい冷害をこうむり、−略−東北方面では目をおおう程の惨状であるとのことです。
このように内地米の不足に見舞われている日本にいまぞくぞくと外米(含純内地米)が輸入されていますが、すでに御承知の通りこの外米の多くが黄変米であるといわれています。
最近、東大農芸学部の黄変米研究グループの研究によりますと、、豊島区内に配給された外米8例につて検査したところ、そのうち5割は毎日毎日たべていると三年以内に肝硬変をおこす菌が、又残り全部からは組織内出血をおこす菌が検出されたというくことです。−略−」
今年も毒米さわぎがありましたね……。
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もくじ



小林徹・編解説/緑蔭書房1995年
当時の運動をした人たちの会報などが、そのまま掲載されてもいます。
手書きなので、読みづらいです。でも、ワープロもない時代の運動ですね……。

ビキニ水爆実験と原水爆禁止書名運動の展開 下「」引用。
「一九五四年三月一日、アメリカは西大西洋のビキニ環礁で水爆の実験をおこなった。「死の灰」は大気海洋を汚染し、一六○キロも離れた海域で操業していた静岡県焼津のマグロ漁船第五福竜丸に降りそそぎ、二三名の乗組員が放射能をあび、無線長久保山愛吉氏の生命を奪うにいたった(他の乗務員にも影響が現われているとも証言されている)。
周辺島民をはじめ、西大西洋に出漁していた多数の日本漁船も被爆し、マグロなど大漁の漁獲物が廃棄されただけでく、大気汚染や放射能雨によって飲料水や農作物にまで危険がおよび、「死の灰」の恐怖は、国民の日常生活を直撃するにいたった。かつて広島と長崎で原子爆弾の惨害を体験した日本国民のうけた衝撃は大きかった。−略−」
日本は占領下から、名目は独立へ。
そして、峠三吉などが登場……。下「」引用。
「一九五二年四月、サンフランシスコ条約の発効によって七年間にわたる米軍の占領支配が解除され、制限つきではあったが広島、長崎の被爆の報道が回復した。この時期に前後して、『原爆の子』(長田新編)、『原爆詩集』(峠三吉)、『原子雲の下より』(峠三吉編)、『アサヒグラフ」(原爆被害写真特集)などの出版−略−」
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もくじ−−こんなタイトルがあります。
「国会決議 昭和三十三年一月 衆外資第二十一号 原水爆禁止に関する諸決議案[抄録]衆議院外務委員会調査室」
そして、こういう文章がついていてます。下「」引用。
「一、国会の決議
(一)原子力の国際管理に関する決議(衆議院、二九・四・一採決・第十九国会)(佐藤栄作君 外十名提出)
本院は、原子力の国際管理とその平和的利用並びに原子兵器の使用禁止の実現を促進し、さらに原子兵器の実験による被害防止を確保するため国際連合がただちに有効適切な措置をとることを要請する。
右 決議する。
(出所=昭和二十九年四月一日付官報号外しゅぅぎいん会議録第三十二号)−略−」
「ビキニ患者を見舞う」小沢綾子・著。下「」引用。
「昨日激励文と些少のお見舞金を以て、東大病院のビキニ患者をお見舞に参りました。−略−また痛ましい患者の大きな犠牲に対しても、この水爆禁止の運動を日本全国のものにしなければならないと、深く確信いたしました。」
杉並新聞というのがあるようです。
「世界の平和を熱願 区議会で万場一致 水爆実験禁止決議」というタイトルの記事が掲載されていました。
「黄変米 外米をしらべてもらいましょう」。下「」引用。
「死の灰のために寒い夏を向かえた日本では稲作にひどい冷害をこうむり、−略−東北方面では目をおおう程の惨状であるとのことです。
このように内地米の不足に見舞われている日本にいまぞくぞくと外米(含純内地米)が輸入されていますが、すでに御承知の通りこの外米の多くが黄変米であるといわれています。
最近、東大農芸学部の黄変米研究グループの研究によりますと、、豊島区内に配給された外米8例につて検査したところ、そのうち5割は毎日毎日たべていると三年以内に肝硬変をおこす菌が、又残り全部からは組織内出血をおこす菌が検出されたというくことです。−略−」
今年も毒米さわぎがありましたね……。
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