磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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心でさけんでください------ナガサキの歳月------

2006年10月03日 | 読書日記など
『心でさけんでください
  −ナガサキの歳月−』
    おおえひで・作/かみやしん・画/
      小学館1983年

帯に書かれています。下「」引用。

「夏がくるたびに、火だるまになって駈けていった友人を思い出す−−年月とともにいよいよ重たくのしかかる原爆の記憶! その重たさを抱いて生きる長崎の人びとの歳月を描く……」



「あとがき」にタイトルについて書かれてあります。下「」引用。

「宮崎俊宏さん、あなたがノートに書き残された「心で叫んでください」ということばを、この本のタイトルにさせてくださいね。厚かましいけど、ゆるしてください。」

ほかの人間には心で叫んでも聞こえません。

できるなら、表現してもらいたいとボクは思います。

心で叫ぶより、ずっといいとボクは思います。

たとえば、友と話すとか、親と話す。

絵にしたり、文化祭で展示をしたり、Blogをつくったり……。

いろいろ方法はあるのではないでしょうか?

何もせずに嘆いているだけよりは、いいような気もします。



この本だけではありませんが。下「」引用。

「「ああ。これから作る写真集を注文してきた。代金は前払いで、しかも二冊分だよ」
「二冊分って?」
 それには森先生が説明した。
「一冊は手もとに、あとの一冊は、外国語版にして世界の人に贈る、というわけさ。ぼくも注文してきたよ」」

他の本でもこのようなことされている方がいました。

日本だけでも平和はこないし、平和主義の人だけでもこないですね。

困ったことに、平和主義者だけでは平和はこないのに、戦争は戦争好きの方たちだけでできますね。


三日目に諌早に逃げていかれたことがかかれてありました。
諌早にも被災者が多くつめかけられたようです。





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