磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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教科書に書かれなかった戦争Part 26 日本は植民地支配をどう考えてきたか

2009年02月04日 | 読書日記など
『教科書に書かれなかった戦争Part 26 日本は植民地支配をどう考えてきたか-戦後50年国会決議は海外からどう評価されたか-』
   和田春樹、他・編/梨の木舎1996年

いろいろなことが書かれてあります。
--ボクとかなり意見を異にする部分もあると思います。



ドイツと日本。下「」引用。

「わたしたちが直面している歴史問題は歴史自体ではなく、むしろ歴史に対するわれわれ日本人の対処の仕方の問題であることに間違いありません。この間、ドイツと日本の戦後責任の取り方の違いがくりかえし語られてました。ドイツは立派で、日本は恥ずかしい、どうして日本はドイツのようにできないのかと。その通りであることは認めながら、しかし、やはりこの差には歴史的な根拠があることを見つめないと、日本の課題の困難さを素通りして、観念主義に陥いります。歴史に対する対処の仕方もまた歴史に規定されているのです。」

議員連盟……。下「」引用。

「新進党の中にも永野茂門氏を中心として「正しい歴史を伝える」議員連盟がつくられました。謝罪と反省の国会決議をさせないというのが、これら議連の目標です。」

彼の主観や体験で、正しい歴史といって、日本では権力で強引におしすすめられたとしても、海外ではそれは不可能であろう……。

ワイツゼッカーとの比較……。下「」引用。

「一九八五年五月、ドイツ敗戦四十年目に行なわれた、ワイツゼッカー大統領の演説は、ドイツ国民に向けられたものであると同時に、私たち日本国民もまた心に刻むべき言葉なのであります。
 先の大戦において、戦地で、沖縄で、そして空襲や原爆によって三○○万人を超える日本人が犠牲になりました。さらに、死を免れたものの、無数の人々が空襲の恐怖におびえ、死を免れたものの、無数の人々が空襲の恐怖におびえ、軍国主義の下で精神的自由を奪われてきたのであります。私はこうした人びとの運命に対して深い悲しみをおぼえるものです。同時に、その数をはるかに上回る二○○○万人以上といわれるアジア太平洋各国の犠牲、連合軍の軍人の犠牲者に対して、心からの謝罪と哀悼の気持ちを表すものです。さらに、日本軍国主義の行為によって、苦痛を強いられた。すべての人びとに対しても謝罪しなければなりません。」

ワイツゼッカーは政治のカードにしたとは思えない。
--一人の人間として、考えられない政治家や、イデオロギーの人たちも邪魔でしかない。

歴史観にイデオロギーがはいったら、それも濁る!

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北朝鮮に対する経済制裁に反対。
--これにもいろいろな関係があるだろう……。
北朝鮮と深い関係によって反対という人もいるだろう。
--ただ、その時にも云われてたが、一国で経済制裁しても無意味。
無意味なことでも強引におこない。感情論でしか語られない現政権!

--そして、漁夫の利を得た中国……。









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