磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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受けてみたフィンランドの教育

2008年03月25日 | 読書日記など
『受けてみたフィンランドの教育』
   実川真由・著/皆川元子・著/文藝春秋2007年

学力世界一といっても、この留学生がそれを目的にしていったわけでもないし、学力が上がったという効果も測定されていない。楽しい留学生活を送られたということは書かれてあります。



帯に書かれあります。下「」引用。

「日本の中高進学校に通う普通の女子高生が世界一の教育を体験した
塾もない。偏差値もない。なのに世界一。なぜ?」

暗記などに重点がおかれる日本の学力テストとは尺度が違うようですね……。
この本には書かれてありませんでしたが……。

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「世界一には理由があった!
・英語は書かせることに始まり、書かせることに終わる
・「勉強する」ことは「読む」ことである。
・プレゼンテーションから自分を表現することを学ぶ
・わかっていないまま、進級することのほうが恥である
・塾はない。しかし、授業中は徹底的に集中する
・年齢に制限のない社会が生む受験のない世界
  主要留学期間連絡先付」

AFSについて。下「」引用。

「AFSとは高校生の交換留学を派遣する機関で、派遣先は全世界三○カ国近くにおよぶ。」

姉もAFS留学でチリに行ったという。

AFSのオリエンテーションは、AFSの交換留学生のOBやOGがボランティアでしてくれたという。

フィンランドのテレビの映画には字幕がないという。
あったのは、ディズニーのアニメくらいで、時にはアニメにも字幕が付けられていたという。

英語でエッセイを書かされたという。下「」引用。

「フィンランドの授業ではとにかくエッセイを書かせる。英語は特に、宿題はもちろん、テストはほとんどがエッセイである。英語でエッセイなど書いたことのなかった私は、これに四苦八苦した。」

フィンランドで、漫画をプレゼンテーションしたという。


ボクなんか、貧乏人は留学なんて考えられなかったですね。
今も昔も生きていくのでやっとです。

日本は競争社会でなく格差社会。
--フィンランドは教育の均等があり、競争社会だというのは納得です。

競争をなくした格差社会……。
それが日本。


親の所得と子供の成績が比例するという……。










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