オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

大河ドラマって凄いね。

2017年01月03日 20時57分17秒 | テレビ日記


「言ったことは必ずやらない」ことに定評のあるわたくしですけど、2017年は、天狗の絵をいっぱい描く!


さて、今年の初参りは、わたくしの心の守護神である宗良親王に詣でに井伊谷宮に来たんですが、あまりに長い行列が出来ていたので、入り口で引き返してきてしまいました。すげぇ。宗良親王のお墓の眼前まで行けるのは正月3日間だけなんですけど、しょうが無いね。

2017年の大河ドラマは「とてもつまらない作品になる」ことは85%ぐらい保証されているのですけど、実は、他の地域の人には想像も付かないでしょうけど、浜松の人は「大河ドラマから今年受けられるであろう大河ドラマ効果の恩恵」に、浮かれに浮かれまくっちゃっているのですよ。日銀静岡支店が試算した2017年の「直虎効果」は、179億円だといいます。アホちゃうか。だったら私の安月給も直虎効果で179円ぐらい上がればいいのに。そんな莫大な効果があるんだったら、大河ドラマなんて毎年やっちゃえば良いのに。(やってるか)

で、浅子さんは「クッシーまんじゅう」や「ヒバゴンまんじゅう」のことをご存じでしょうか?
どこかの地域で「ヒーロー」が突如誕生した時に、地から湧きいでて名を高らかに叫ぶのが「○○まんじゅう」というものですが、さっそく浜松にもたくさんの「直虎まんじゅう」が出現していて笑った。5種類とか6種類とかじゃないんですよ。凄いんです、種類が。クッシー饅頭やヒバゴン饅頭は、日本人がクッシーやヒバゴンが何なのかを知らなくなっても、未だにご当地では売られていて、そこを訪れた人が求めて買っていくのです。まあ、そういうのは表面的な経済効果と言うんでしょうけどね、英国米国にも「ネッシーパイ」「ビッグフッドピザ」「モケーレ=ンベンベ弁当」なんてものがあるとも聞きます。
せっかく隣町(気賀)に住んでいるのですから、地の利を生かして「直虎まんじゅう」をいろいろ追求してみたいと思いました。(…が、買い切れないほど種類が出ている)



まずは「遠州浜松の地酒 出世城」(浜松酒造)と「おかげさまで85周年 心の通う菓子作り 株式会社マルヤス」のコラボの「井伊直虎酒まんじゅう」。
8個入り760円。
「出世城」は近年の「出世大名ブーム」で(※浜松ではそういうブームがあったのです)最も神恵を蒙って最も出世したメーカーさんだと思いますけど(でも一昨年に浜松酒造は『喜平』グループの傘下に入ったという)、ここに書いてあるように創業は明治4年で創業当初から酒名は「出世城」なのです。家康くんに続いて出世に縁遠い直虎までも征服をもくろむとは貪欲だな、と思ったのですが、浜松酒造と井伊直虎には「県内唯一の女性領主(女性杜氏)」という共通点があるそうです。っていうか、出世城って女性が作っていたのか。(知らなかった)。





開けてみますと、
おお、模様も焼き印も無い。シンプル。やや無骨。
お酒を造っているのが「おんな出世城主」と知らなかったら、「どこに直虎要素が」と悩むところ。



食べてみますと、皮もアンコも全然柔らかかったりモチモチしてない。過度でない。適度に乾燥していて、甘さも中庸。甘さの後味が良い。そして後味に酒っぽさがほんのり上蓋のあたりに来る。おお、酒まんじゅうってそもそもこういうものだったな。ぼそぼそかと思ったらそうでもなく、甘くないと思ったらそうでもなく。これは意外と酒に合うんじゃないでしょうか。(だから酒まんじゅうって本来そういうものなんだって)
浜北生まれのわたくしは「花の舞」酒造を愛飲しているので、口触りが正反対の「出世城」は正直好みからちょっとずれているような気がしていたのですが、このお酒はとても好みだと思いました。おんな杜氏、ばんざい。


かわいいじゃねえか。


続きましては、「御菓子司 こぎく」の「おとめ桜」。6個入り、1000円。



「こぎく」って何度も目にしたことあるね、と思ったのですけど店舗があるのが「プレ葉ウォーク浜北店」「西山店」「笠井店」で、わたくしの行動圏ととてもよく合わさっているのでした。(本社工場は南区神田町で、東区原島店もある)



上品。
「どこに直虎要素があるのか」と思いますけど、
隣接する細江気賀で毎年サクラの季節におこなわれる「姫様道中」を地元の者は忘れてはいけませんね。
浜名湖北部は「なでしこの国」「不幸なオトメの国」。
決してむさいオノコ共が立ち入れぬ熱い結界をほどこしてございます。



実物はこの写真よりももっとピンク。
これはとてもうまい。
写真にある黒いブツブツが桜の葉の欠片らしい。
桜の匂いが上品に漂う。この日記には書かなかったけどわたくし、12月に伊豆松崎に一山一寧巡りをしに旅行に行ったのですけど、初めて食べた「松崎名物桜葉餅」があまりに旨くてその思い出が毎晩夢に出てくるほどで、でも伊豆のアレは香りがあまりに強烈すぎて(凄く高らかな桜の葉の香り)、遠江国のこの饅頭の桜の葉のこの香りの控えめな主張具合は、「さすが浜名湖の不幸ななでしこでござらっしゃる」と思ったのでした。
実は北浜名湖で桜のイメージがあるのは「気賀」で、井伊谷はどうなのかしらない。毎年行っている気賀の「姫様道中」は「江戸時代に姫街道の気賀の関所を通った」姫様達がテーマで、そこに初めて井伊直虎が登場したのは2016年なのです。(だって戦国時代には“姫街道”は無かったから)
がんばれ、気賀。
隣接しているのに、「気賀(けが)」と「井伊谷(いいのや)」は戦国時代には全く正反対の性格を持った地域でした。気賀は重要街道に面した(←浜名湖南側が今切れしてまだ復旧していなかったため)新進気鋭の遠州強盗的な商業村で怪我が絶えない地域であったのに対し、井伊谷は封建領主のばばむさい男がつねに「ええのや」「ワシ耐えちゃるから」「やらまいか」とかいっちゃう国であった。そういう対比をこのたびの大河ドラマでちゃんとしてくれるといいですね。


続きましては、「(株)敷島屋」の「井伊直虎 薔薇マドレーヌ」。



「おんな戦乱領主」っていうキャッチフレーズがちょっと泣けますね。淫乱領主・貪婪領主みたいで。
5個入り、590円。



5個入りですが、3色ありました。
「井伊直虎=薔薇」のイメージってどこから来たんだろう?
敷島屋さんは舘山寺のフラワーパークの正門の近くにある会社さんなので、フラワーパークで売ることを想定した御菓子なのでしょうか。敷島屋のホームページを見ると「包装紙だけ変えた・静岡という文字だけを入れた実際に静岡の素材を使用していない商品の取り扱いは「本来のおみやげ」でないため、たとえ売れる商品でも弊社は取り扱い致しません」と力強く明記してあるので、このマドレーヌの形と「薔薇」には何か意味があるのだろう。



うむ、香りがすごい。
写真じゃ分かんないんですけど、この裏側がちょっと溶けて(?)いてヌトヌトしている。それが蜜のようになって歯触りにとても影響していて、おそらくこの多大なかぐわしい香りもそこから出ている。おいしいです。



そして三色ある3つはそれぞれ味(と香り)が違います。赤は明確に薔薇でしたけど、黄色は何のバラだったんでしょう?


続きまして、
「コトウファーム株式会社」の、「井伊谷のお米 直虎乃こころ(無洗米)」。



米なんてそんなに炊く習慣は無いが、形がおもしろかったので買っちゃいました。
真空パックで300g(約2合)入ってて、1つ380円。1kgに直すと、私がいつもスーパーで買っているお米より少し高いくらいですかな。(いつも1kg980円ぐらいのを買っている)



「コトウファーム」って和地町(舘山寺温泉の入り口にある町)にある藤野建設が「自社の退職者の老後のために」設立した会社で、たまたま井伊谷に水田を所有していて、そこで作ったお米を「直虎乃こころ」と名付けたんですって。ステキ。
でも、お米の銘柄は「ヒノヒカリ」なんですって。なんでヒノヒカリなんだろう?
(ググってみますと、ヒノヒカリは西日本で盛んに栽培されている品種で東日本ではあまり馴染みが無いお米ですが、比較的遅い時期に採れ年間を通して味が安定しているという特徴があるため、静岡県でも徐々に栽培量が増えているのだそうです)。…もちろん戦国時代には無かった品種なんですけどね、井伊谷のその田んぼは戦国時代からその場所にあった田んぼなのでしょう。

適当に4つ買ってきたんですけど、家に帰って調べてみたら、パッケージの種類は5種類あるそうです。まぁ、お米なんてそんな食べないですからそんなに悔しくもない。入っている中身はおんなじですし。



おシャレに稲の花の絵が描いてあるのがお上品ですね。(…米の花じゃないような気もするが)



「直虎の武士の心、子を想う心、人を愛する心」ですって。



炊いてみた。
おおお、当たり前だがとても美味しい。粒がとてももちもちしていて、とても柔らかい。炊きたてのとても良い香り。

これに、



「マルモスーパー」の「浜名湖名産青のり 直虎の香り」(15枚入り650円)と、
(このスーパーさんは井伊直虎がどんな匂いがすると思ってるんだろう?)



「ことぶき観光物産」の「塩麹ちびきゅう 直虎」(540円)を。



おお、まさに直虎の香り!(どんなだ)
きっと海苔の深い色が敬虔な乙女・次郎法師の袈裟の色を表しているんでしょうね。
いや、ほんと美味しい海苔です。
マルモスーパー引佐横尾店は井伊谷から奥山方広寺の方に向かうときに前を通るスーパーさんですけど、公式サイトをよく見てみたら、「直虎の香り」という名前で、「青のりバラのり」「浜名湖産青のり使用 直虎せんべい」「サッポロバターせんべい」「直虎像の写真パネル」等を販売しているそうです。
なかなかやるな。



そして小キュウリ直虎。
なんで直虎なのにきゅうりなんだ、と言おうとしましたが、きっと塩麹の白が次郎法師の純白の頭巾を、胡瓜の濃紫が次郎法師の袈裟の色を(以下略)。
これがこれでめちゃくちゃウマイ。キュウリなのにぽりぽり言わない。お米にめちゃくちゃ合う。
ことぶき観光物産は東区笠井町にある会社ですけど、少し前に舘山寺のフラワーパーク前のセブンイレブン跡地にお土産屋さんをオープンさせてましたよね。復活した「マルトウ佃煮」を置いていることで話題になってますけど、今後こういう商品を増やしていくつもりなのでしょうか。楽しみ。


続きまして、



「敷島屋」の「おんな惑乱城主 井伊直虎瓦煎餅」。(またアンタか)
12枚入り700円。



うむ、瓦煎餅である。
わたし、瓦煎餅ってもっと堅くて歯にダメージを波状攻撃で与えてくるものかと思ってましたけど(※私は歯が弱い)、そうでもなかった。
模様はともかく、瓦煎餅の表面に漢字や細かいイラストを焼くのは難しいみたいですね。


続きまして、



「敷島屋」の「直虎の決意~みかんブッセ~」。
4ヶ入り、650円。
これですよこれ!
「北浜名湖と井伊直虎を使って何か考えろ」と言われたら、わたしだったら「みかん」を使って何かしようとするでしょうからね。温暖な浜名湖はみかんの名産地なのだ。だがしかし、「静岡県産三ヶ日みかんペースト使用」(原料供給元 三ヶ日町農業協同組合)と書いてあるところが問題でして、三ヶ日は同じ北浜名湖でも井伊氏とは関係のある領地では無かったのだから(蒲冠者源範頼の末裔を名乗る浜名氏の領地で、今川に忠誠を誓い、徳川家康に激しく抵抗した)、ここはやはり細江か引佐産の「浜名湖みかん」にするべきだったとは思う。(「三ヶ日みかん」は商標が設定されている)。が、「三ヶ日みかん」の方が有名ですからね。おいしいですからね。(※浜名湖でみかんの栽培が始まったのは享保の頃で、三ヶ日の人が紀州に行ったとき苗木を一本持ち帰ったのがきっかけだったそうです)
「NHKエンタープライズ承認済み」というシールが貼ってあります。



直虎は何を決意したんでしょう。何を決意してこの笑顔なんでしょう?
出家かな? それとも「主が私の主の敵を粉砕するところを黙って見ていよう」ということかな?
誤解されがちですけど、井伊直虎の“次郎法師”っていうミドルネームは、出家する前の少女時代から名乗ってたんですからね。



とうぜん蜜柑の匂いがするのですけど、勝手に想像したみかんクリームのようなものではなく、もっと手の込んだ複雑なまったりとしたクリームでした。とにかくパンの部分の口触りが軽く、クリームの部分の舌触りは重く、でも味は濃くない。柑橘系の刺激はほとんどない。なるほど、直虎はんの決意、しっかりと見届けましたどすえ!(なんや)
これもたいへんおいしうございました。


続きまして、



渋川の「丸十製茶(有)」の渋川茶「井伊香り」(青葉の笛)。
50g入り、540円。

わたくしも戦闘的お茶民族静岡県民のはしくれですから、お茶にはそれなりの愛着をいだいているものでありますが、大きく言ってお茶には2種類ある。太陽の日の光を燦々と浴びて育った健康的な「平地の茶」(昨今は大体は深蒸し茶となる)と、奥深い山の山神の霧濃い懐に抱かれて生えた「山のお茶」と。私は津軽の浅虫温泉が大好きなので深い蒸しの王蟲よりも「山のお茶」(浅蒸し茶)の方を愛好しているのですが、渋川という土地は井伊谷から奥の奥に入った山合いの土地。それは大いに期待しちゃうじゃないですか。中村羊一郎氏の『茶の民俗学』でも引佐地方に伝わる煎茶の製法普及前の独特な茶の風習のことを読んだことがありますよ。



うーーむ。
煎茶の世界では「葉をより細くより合わせること」に多大な価値を置いていて、天竜茶とか川根茶とかそれはそれは細くて長い長針のような煎茶葉を見たことがありますが、これはなんか王蟲とは行かぬまでも中虫ぐらいの見た目だな。(茶の葉は熱に弱いので蒸せば蒸すほど(秒単位で)ぽろぽろになる)



淹れてみると、緑色が濃い。(理想的な山のお茶は黄金色に近い)
だがしかし、70℃ぐらいにさました熱湯で熬れて飲んでみるとすごく旨みが強い。これは驚いた! すごい旨みがクチビルの周りにまとわりつきます。これは美味い!(茶の旨みのことを“茶天人(テアニン)”と言って、この人は太陽の光を強く浴びると“家庭の筋(カテキン)”という渋みの元に変わってしまうことが知られています。茶の世界では渋みと旨みが対義語。これに“娯楽に類する興奮素材(カフェイン)”が対立に加わって三すくみになるのですけど)
井伊香りとはアミノ酸(=テアニン)の香りのことなのですね。(適当なことを言っています)


続きまして、



「敷島屋」の「おんな戦国城主 井伊直虎 抹茶あずき餅」。
10個入り、216円。安い、そして箱の大きさがコンパクト。
イラストの描き手の方の名前が明記してあるのは珍しい。
この方の描いたとてもおもしろい宗良親王の漫画を(賀茂真淵のとセットで)井伊谷宮の宮司の方にもらったことがありますよ。



値段からも分かるかも知れませんけど、10個入りと言いながら、とても可愛らしい大きさの小餅が10個並んで入っているものです。美しい。甘味関係の語彙に乏しいのですが、こういうタイプの饅頭のことを何と言うんでしたっけ? 餅饅頭?



モチモチのプルプルです。
表面の粉糖のせいか、持った感じが駄菓子っぽいですね。プニプニ。よく斬れる小刀で切ったんですけど、ごらんの通り綺麗には切れませんでした。ちっちゃいからこれはつまんで切らずに口に放り込むものです。甘い。焼酎に合いそう。


お次は~、



「敷島屋」の「戦国の女城主 井伊直虎 蒸しきんつば」。
(敷島屋さんってすごいな。直虎はんにどれだけ持ちバリエーションがあるんや)
9個入り、648円。
「金の鍔」ってお武家はんっぽいイメージがありますもんね。
(誕生したのは江戸時代の家綱はんの慶安時代説と犬公方はんの元禄時代説がありはりますけど)



いわゆる「きんつば」ですが、地方ごとに形や味わいにかなりの違いのある代物だそうですね。
わたくし勝手に遠州のきんつばには「磐田」のイメージがあるのですけど、それは磐田にむかしながらの有名なお店があって、誰かがおみやげによく持ってきてくれていたからか。
「直虎 蒸しきんつば」で検索すると、数社が競争して同名の御菓子を出しているみたいです。
「蒸しきんつば」の対義語は「焼ききんつば」「生きんつば」なのかな。



きんつばって一番あづきの味が際立つ食べ方ですね。実を言うと私は小豆が苦手なのですけど、きんつばは持ちやすくて食べやすく、皮の部分の乾いた歯ごたえが他の和菓子とは一線を画している。味は甘すぎるけど、1個食べた後に後引く後味がそれなりに心地いい。
甘い。これは濃い目のお茶がさぞかし合うだろう。


続きまして、



「(株)ユアブレイン」の「出世組小判(招福開運) 直虎 桜葉が香る梅煎餅」
2枚×16袋、1080円。



これは新進気鋭?の会社(とはいっても1991年創業、2011年にお土産事業開始)が作ってるせいか、やたらパッケージに躍る能書きが多い。
うんちくマニアとしては嬉しい。
「浜松商工会議所 家康・直虎新商品開発プロジェクト商品 「出世城」日本のおみやげプロジェクト商品」
「女城主井伊直虎公を祀る菩提寺龍譚寺、国指定の名勝に慎ましやかに咲く枝垂れ梅。武将の陣中食、伝統の梅干しを桜の葉が香る上品な一枚に。」

パッケージの直虎公のイラストもなかなか上品でかぐわしく、とりわけ槍じゃなくて薙刀を持っていることが好印象なのですが(そりゃ戦国のオナゴの嗜みはふつうナギナタじゃろう)、この会社のオーナーのインスタグラムを見てみると、このイラストを描いたのは(怖い見た目の)社長自身だという。なんだこの会社。



パッケージの裏を見てみますと、もっとたくさんの情報量の文章が散りばめられています。
「直虎公と家康公と、吉兆の“梅”。
冬の寒さに耐え一番に花を咲かせることから縁起も良く“生命力”の象徴とされる“梅”。平安時代までは、花といえば梅の花を意味していました。その平安時代、流行病に倒れた村上天皇が梅干しと昆布茶によって回復されたという逸話があります。申年であったことから“申年に漬けた梅は縁起が良い”と云われています。
「井伊直虎」公をはじめ縁りの偉人たちも“梅”にまつわるエピソードは多く残ります。直虎公の菩提寺、浜松市の『龍譚寺』境内には、毎年しだれ梅が印象深く花を咲かせます。
直虎公が後見した徳川四天王のひとり「井伊直政」公。初代彦根藩主となった直政公が祀られる菩提寺、彦根市の『清涼寺』の梅は、樹齢四百年。“彦根で最も開花が遅い梅”と愛され、参拝に訪れる人を楽しませているようです。その直政公の正室「花」は出家の後「唐梅院」と名を改めました。花は松平家より家康公の養女として直政公に嫁ぎ、徳川家との縁を結びました。直政公と花の孫には「梅貞童子」。さらには、家康公が寵愛したという側室の一人が「お梅の方」。縁起の良い“梅”の名に、深い縁を感じずにはいられません。
縁と言えば“縁結びの梅”で有名な東京の『平河天満宮』。井伊家や徳川幕府が祈願所としていました。
戦国時代には陣中食として重宝され“三毒を断ち、その日の難を逃れる”と云われる梅。
出世、良縁、吉兆の“梅”の縁にあやかりたいものです」

ここにある三名の顔は、織田信長公・豊臣秀吉公・徳川家康公の三人なんですって。
会社の公式サイトを見てみますと、この「直虎梅煎餅」は、「勝ち組煎餅出世小判 天下三英傑」と「勝ち組出世小判 加賀百万石(前田利家)」と三部作を成しているので、「もしかしたら近視眼になりがちな浜松のお土産会社さんではないんちゃうの?」と錯覚しそうになりましたが、やはりまごうかたなき浜松の会社さんでした。なんだこの会社。(←強く感嘆しています)(「出世城」とはいってもお酒とは全く関係が無いそうだ)



箱のサイドには英文も記してあって、紅毛人の方にも大いにアッピールしてます。
「Samurai lady “NAOTORA”
Ii Naotora is a chatelaine in warlike ages. She was born in present Hamamatsu-shi. When being young, she become a priest in Ryotanji temple. But she resign from a priest for a crisis of Ii family. And she changed it to a male name as “Naotora”. She served a man and protected Ii family. She was Naomasa's gurdian of a young boy. He's the next head of a family. Naomasa was one person of a general and Tokugawa Ieyasu's big four. And his offsprings promoted, too.」

…安易に日本人が使いがちな“love”and“peace”という言葉で彼女を説明してないのが井伊ですよね。あくまで“family”&“warlike age”、そして“シャトレーヌ・オブ・イイ”ってカッコ渭伊!。



大きさの違う2枚が一袋に入ってまして、なかなか芸も細かい。



と思いましたけど、別の袋を開けますと、同じ大きさの2枚が入ってる。どうなってるんだ?
(※この写真の2枚が違う大きさに見えるアナタは、遠近法という南蛮の魔術に惑わされています)

このせんべい、めちゃくちゃウマイですぜ!
説明文のどこにも文言が無いのにエビの香りが爽やかでかつ重く、一口目に口の中に躍りまくる海老の香りがおさまったのち、印象的な梅の味わいが襲ってくる。(桜の香りは殆ど感じないところも奥ゆかしい感じがしてなかなか)。凄く渭伊!



(…つづきます)
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