ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




富士屋ホテル西洋館1号館(COMFY LODGE)。神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下。2014(平成26)年6月9日

本館の南に白く塗られた下見板の洋館が2棟並んでいる。2棟とも同じ仕様で、明治39年に建てられたもの。どちらも客室として現役である。
左右対称、正面の両側に八角のベイウインドウが張り出して、窓は鎧戸付き上げ下げ窓、壁は南京下見板で、全体に白いペンキ塗りという典型的な明治の洋館の外観。これに唐破風屋根の玄関ポーチがくっつく。唐破風は富士屋ホテル本館(明治24年)でも導入された登録意匠のようなものらしく、その後、食堂(昭和5年)や花御殿(昭和11年)でも使われていく。西洋館であっても唐破風屋根の玄関をつけることにためらいはない、という感じだ。そうなると見る方も、そんなものかとあまり違和感を感じない。日本の観光を楽しむ外国人の気分になっているのかもしれない。



富士屋ホテル西洋館2号館(RESTFUL COTTAGE)。箱根町宮ノ下。2014(平成26)年6月9日

宮ノ下の町は浅間山(801.5m)の北側の山麓に位置する。『ウィキィペディア>箱根山』によると、浅間山は新規外輪山に含まれる。「碓氷峠-(早川)-浅間山-鷹ノ巣山-(二子山)-屏風山」(『箱根 火山と温泉』大木晴衛著、かもめ文庫、昭和54年、580円)という弧状の尾根が新規外輪山だが、早川に断ち切られ、中央火口丘の二子山が割って入ったので、たどりづらい。20万年前に形成された古期カルデラが、10万年前に噴火してできた楯状火山だという。それが5万年前の噴火で楯状火山の西半分が陥没し、残ったのが新規外輪山……と説明されてきたのだが、研究が進むにつれそう簡単に説明がつくものでもなくなったようである。ではどういうことかというと、まだ先を読んでいない。

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