龍の声

龍の声は、天の声

「生命の賛歌」

2017-02-09 06:17:04 | 日本

諸君よ!
無限大にして無限小のあらゆる種類の機械と技術者とを備えた「心」と言う工場の諸君は経営者であり、工場主であるのだ。しかし、この「心」の工場を管理することは、実に困難であって、実にやさしい。

それは、この仕事をせよと言って、ある仕事を命じない限りは、外からくるどんな印象でも、おかまいなしに持って来て自分の製造仕事の模型にする。悪い印象でも、悲観の印象でも、病気の印象でも、貧乏の印象でも、そんなことは頓着なしである。だから「心」の工場で善い品物を作りたいなら、「心」の工場の技術者たちに、自分の方から、この仕事に精神を集中せよと『製造のひな型』を出してやるべきである。

「心」の工場の製造のひな型と言うのは、諸君が心に思い浮かべて、いつも離さないでいる観念である。明るい観念のひな型を出せば、「心」の工場の技術者たちは明るい運命と境遇とを作るのに一生懸命になり、暗い観念をひな型に出せば、「心」の工場の技術者たちは暗い運命と境遇とを作るのに一生懸命になる。

諸君よ!
何も恐れるな。何事をも懸念するな。神経過敏になるな。懸念すれば懸念する通りに物事が出て来る。一人の力で生きていると思うから不安になるのだ。諸君のうち一人でも自分で生まれて来たものはないず。生まれようと思って生まれて来た自分でないならば、これを生かす力もまた、自分の力ではないはずだ。何ものか不思議な力に生かされている。その不思議な力にまかせ切れ。自分の背後にある無限生命にまかせ切れ。無限を見、無限にゆだねる者のみが、心に本当の平和を得るのである。

諸君よ!
心に朗らかな平和がなければ恐怖するほかはない。五尺の身体にたよる者は恐怖するほかはない。生命の源に無限を見ない者は恐怖するほかはない。そして恐怖する者は、「心」の工場に「恐怖」のひな型を与えるものだ。「心」の工場では、たちまちそのひな型通りに造りはじめる。
諸君が病気を恐怖すれば、諸君の全身の細胞は活力を失い、抗病力を失って、ただ無条件に外来の病毒素に降伏し、恐れた通りの病気になるのだ。また諸君が貧乏を恐怖すれば、八方ふさがりの経済界に何一つ手出しの出来る事業がないであろう。

これに反して、もし諸君が常に絶え間なく心に健康の念を描き、心に調和の念を高く掲げ、自己の生命の背後に無限の生命を見るならば、「心」の工場の技術者たちは、諸君にそのひな型どおりの健康なる肉体と、調和せる性格と、無限に充実せる生命とを現実につくり出す。
そして、完全な作品を得るには、「最後の五分間」と言うことが何よりも大切である。

諸君は、畑に種をまいていて、いま生えて来るかと見つめているうちに、ムクムクと芽が生えてきたのを見たことは滅多にあるまい。見ない間に伸びるのである。これが生命の法則でもあり、「心」の工場ではたらく技術者たちの習慣でもある。

「心」の工場の技術者たちには、一定のひな型さえやって置けば働くだろうと見詰めぬことだ。彼らを信じて、諸君は諸君のするだけのことさえすれば、結果はパッと最後の一瞬にあらわれる。
一旦「心」の技術者の製作のひな型に明るい気持ちを与えたならば、いつまでも明るい気持ちを保て。そして、たえず喜べ。たえず陽気を失うな。たえず心を朗らかにもて。
「心」の工場が持っている無限の生産力に信頼せよ。

見るとおりに現れるのが心の法則である。生命の法則である。
生命の法則にしたがって、生きよ!栄えよ!そして、大きく羽ばたけ!












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