龍の声

龍の声は、天の声

「童謡 里の秋 のこと」

2017-08-20 06:13:54 | 日本
大東亜太平洋戦争の始まりを報せる臨時ニュースに高揚感を覚え、その思いを書き上げたと言われている『星月夜』(ほしづきよ)は、斎藤信夫がまだ国民学校の教師をしていた1941年(昭和16年)12月に作られ、1番から4番までの歌詞で、後に童謡の雑誌に掲載された。
 戦後は、「里の秋」として、1,2番は歌われたが、3,4番の「父さんの活躍を祈ってます。将来ボクも国を護ります」は、抹消され、今日に至っている。
 

「里の秋(星月夜)」

斎藤信夫作詞  海沼実作曲
 

1、静かな静かな 里の秋
  お背戸に木の実の 落ちる夜は
  ああ 母さんとただ二人
  栗の実 煮てます いろりばた
 
2、明るい明るい 星の空
  鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
  ああ 父さんのあの笑顔
  栗の実 食べては 思い出す
 
3、きれいな きれいな 椰子の島
  しっかり 護って くださいと
  ああ 父さんの ご武運を
  今夜も ひとりで 祈ります
 
4、大きく大きく なったなら
  兵隊さんだよ うれしいな
  ねえ 母さんよ 僕だって
  必ず お国を 譲ります
 


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