龍の声

龍の声は、天の声

「武士道読本」

2017-12-11 05:55:54 | 日本

~武士道精神の再建~


武士道を磨くには、武芸に励みて文弱の弊を斥け(しりぞけ)、名誉を尊び廉恥を重んじた。そして平素から質素倹約し、有事の備えをなすに努めた。その修養のために学問を修めて心胆を練り、強暴を斥けて孤弱をあわれみ、他人の難に赴くを意としなかった。かくて武士道は発達したのである。


◎日本武士道は、日本民族の固有の性情に基づいて成り立ったものである。わが固有思想は、古神道の要素となっているものが多く、忠君愛国、祖先崇拝、尚武任侠、寛仁温和、清廉潔白、現世的実際的、積極的進取的等というような事柄は、わが民族に固有なる性情で、しかもまた、武士道の主要成分をなしているものである。


◎武士道の徳目
忠義、名誉、廉恥、武勇、信義、質素、礼節、仁慈、優雅、敬神、崇祖等。

・忠孝を第一とし
・廉恥を重んじ
・明利を離れて義勇を励み
・強暴を挫いて孤弱を扶(たす)け
・自己の責務を完全に尽くす


◎御成敗式目

北条泰時が発布した。これは武家法として、武家社会に法的威力を発揮したばかりでなく、武士の道徳生活の指針たる重大な意識を帯びていた。鎌倉時代における唯一の武士道訓であったばかりでなく、後世の武士道訓、ないしは武家の規範ともなった。


◎武士道において最も重んじたことは、利を去って義につく精神であった。士道は義より大なるはなし。


◎満座の人を圧するものは単なる剛勇ではよく押し切れるものではない。内に蔵している人格的な光り、風格の士から然らしむるところである。


◎尚武の国日本
日本人の武勇は、その根本は忠義より発するのである。










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