Dreaming Dragon

ryuu's diary and more...

葉月の終わりに

2005年08月31日 | book
 広瀬未来さんに教えてもらった田口ランディのクリスマス短編集『その夜、ぼくは奇跡を祈った』を読了。読了っていっても本当に短いお話が絵本のように描かれているだけだからあっという間に読んじゃったんだけど。
 広瀬さんは年に何度か朗読の会に出演していて(詳しくはリンクしている彼女のブログを参照)、いつも舞台で自分が読みたいと思う作品を探しているらしい。クリスマスに読む本を探していてこの本を見つけ、薦めてくれた。なるほど、あまり彼女らしくない好みの作品だった。3編のうちでも最初の「クリスマスの仕事」が白眉。

COCOLO COTOBA

2005年08月29日 | event
仕事を終えて原宿のHMVへ。一昨日ayumくんのパーティーでツッチーが歌って気に入った曲、SUPER BUTTER DOGの『サヨナラCOLOR』を購入。あの心に響く詞とメロディー、オリジナルを聴いてみたくなった。
 原宿から日暮里駅は山手線でちょうど反対側。今夜はtellとayumくんの個展『COCOLO COTOBA in TOKYO』に行く約束をしたのだ。改札で待ち合わせ、「初音小路」という所謂なんたら横町的なこじんまりとした飲み屋が並ぶ細い路地を入った中程に「aji mul(あじまる)」というお店がある。1階がアジア料理を提供するカフェで、2階がギャラリー。
 「天井低いから気をつけてね」と注意されたにもかかわらず階段で頭をぶつけて2階へ。4畳程のスペースの壁にはayumくんの絵が彼の言葉といっしょに飾られている。感覚だけで理解できるものと言葉の力を借りて分かるものがある。彼の絵は言葉の助けがあることですーっと沁み込んできた。彼の優しさと強さが、心を打った。
 気に入った彼の絵はがきを数枚買った。下に降りてグリーンカレーと玉子を練りこんだ焼きそばをいただく。とても美味。個展が終わってもまた食べに来よう。
 tell宅に少しだけお邪魔して、コーヒーを淹れてもらいながら今日買ったCDを聴く。
 「ツッチーの方がいいね」
 二人の共通した意見。tellがツッチーにPCで送ってもらったという小泉今日子ヴァージョンを聴かせてくれた。tellの言うとおり、確かにキョンキョンの方が好きかも。
 「でも、やっぱツッチーの方がいいよね」
 頷き合う二人。すげぇ、ツッチー。今度のライブはいつだろう。

PMリーグオールスターズ

2005年08月28日 | event
 始発で帰るよとか言っときながらtell宅で語り明かして結局起きたのは昼前。泊まった翌朝には必ず出してくれるコーヒーを飲んで目を覚ます。今日はtellのお母さんが上京されるらしく、Sさんは部屋の掃除に取りかかる。今度は是非ハンバーグを食べにというありがたいお誘いを頂いて彼らの部屋から出ていく。
 一旦帰宅してシャワーを浴びたらもう出かける時間。8月は出版麻雀リーグの特別開催月。その名も「PMリーグオールスターズ」。1チーム4名が14チーム、合計56名の雀士が銀座の雀荘を借り切って三半荘の激闘。チームの総得点数を競った。
 結果、所属する「チーム馬並み」は2ゲーム目に主宰者であり親友のKがまさかの大敗を喫し見事撃沈。個人的には神懸かり的裏ドラ攻撃で、リーグのメンバー中最も苦手とする元プロ雀士から初勝利をもぎ取り、チームの中で一人気を吐いた。
 ゲームが全て終了し、成績発表と賞品授与が始まった頃から疲れのせいか身体の調子が悪くなる。打ち上げにも参加せず、早々に帰宅。体力的にも精神的にも疲労が蓄積しているのだろう。こういう時は人にもついキツく当たってしまいがち。なんとか精神の回復だけでも計ろうと思い、帰りにビデオ屋でアニタ・ユン主演の香港映画『つきせぬ想い』を借りて帰る。もう何回観たか分からないけど、相当ヘコんだときや気持ちがギスギスしてきたなと感じたら必ず借りてしまう映画。

busy but slow day

2005年08月27日 | event
 今月末が〆切だと思っていた原稿が来月末だと分かり、諦めようと思っていた今週末の予定を決行。もうこうなったら欲張ってやる。
 仕事の後、まずは3ヶ月ぶりに恵比寿の美容室「muse」へ。2ヶ月だと思っていたブランクが一月もズレていて驚いた。でもそれ以上にショックだったのはいつも髪を切ってくれているNORIくんがバイクで事故って頬骨陥没骨折しちゃったこと。数日間サロンをお休みしていたから夏休みでも取っているのかと思っていたのに。だいぶ回復して元気そうではあったが、とても痛々しい。事故っても既に入っている予約のために二日ほどは出勤せざるをえなかったらしいが、そん時サロンに来たお客さんは軒並みゴン引きだったらしい。事故直後の写真を見たが、ありゃ引きますよ…。でも良くなってよかった。お大事にね。
 前回切ってもらった感じが結構気に入ったので、今回も同じように。地元にいる頃から毎回髪型どうするか決められなくてスタイリストを困らせてきたが、とりあえずしばらくは今の感じで定着させるつもり。
 19時に中野の友人D宅(何故か本人は自分ちを「D牧場」と名付けている)でホムパ。だったのだが、美容室で思わず時間を食ってしまい、結局着いたのは20時前。次の予定は21時に千駄木なのに。結局手土産を渡して、食べるだけ食べて退出。到着した時にはD+女性3人、退室時にはD+女性5人になってしまう状況だった。引き留めるDを振り払って部屋を出る。あの後どんな状況になったんだろ…。
 D牧場から中野駅まで結構歩く。駅に着いたのは21時15分前くらい。tellに連絡して21時に始まるライブは絶対見逃したくないから少し早めに行って店の時計とそこにいるみんなの腕時計を止めておくよう依頼。ま、それは無理だったけどライブのスタートを20分押しにしてくれたようだ。Good job!
 千駄木に到着して団子坂をしばらく登ったところにあるハンバーガーの美味しいお店「Rainbow Kitcen」に到着したのが21時20分ジャスト!すばらしい。このお店は先日masterpeaceことツッチーに連れてきてもらった彼の友人が切り盛りしている。表参道にある「KUA'AINA」のハンバーガーに似ていてとても美味しく、さらにヴォリューム満点。
 今夜はここで絵本作家の友人ayum君を主賓に個展のクロージングパーティーと結婚報告会が予定されていた。25日に始まった彼の個展は日暮里駅からすぐ初音小路にあるギャラリー「asi mul(あじまる)で31日まで。10月からフランスに旅立つ彼にとっては出国前最後の個展になる。最終日が平日ということもあって、あと三日を残してクロージングイベントを打ったのだろう。
 店に入り、久々に会うayum君と握手を交わし、ツッチーや近頃交流を持つようになった「マーラシカ」のeimippiさんと挨拶。今日のライブはツッチー主体でeimippiさんコラボレート。聴き逃すわけにはいかないのだ。「ryuuさん待ちでした」と言われ、謝りつつも嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱい。早速ドリンクを頼んでいい仕事をしたtellとSさんの座る卓へ。
 ライブは最高でした。久々のツッチーのライブはもちろん、eimippiさんのピアノとヴァイオリン、店のオーナーの本場仕込みの英語で歌う「TIME AFTER TIME」も素敵でした。そしてツッチーの伴奏に合わせて彼の楽曲「LOVERS」を歌うayumくん。奥さんへの愛がたっぷり込められてて、じーんときちゃいました。
 「Rainbow Kitchen」での時間はとても緩やかで、優しくあったかいものでした。楽しかった。たくさんの素敵な人たちに祝福されるayumくん、人徳です。何はともあれ、おめでとう。オメデトウ。
 ライブが終わってからもayumくんの幸せ話などで盛り上がっていたらいつの間にか終電終了。帰れなくなってしまったので、急で申し訳ないとは思ったけれどtellたちの部屋に泊めてもらうことに。時間を気にしなくていいならと閉店後ayumくんやツッチーと近くのジョナサンで酔い覚ましtell宅に着いてからも話は尽きることなく朝まで語り明かした。
 忙しない一日だったけど、とても心和む一夜になりました。
 

百足

2005年08月23日 | weblog
 昨日の早朝4時半頃、掌でさわさわと動めく何かに気付き目を覚ますと体長10センチほどの黒いムカデが。確かにその時間に起きようとアラームはセットしていたけど、ムカデに起こしてくれと頼んではいなかったのでビックリして跳ね起きる。振り払う際にズキッとした痛みが走る。
 ウチは一階角部屋で、部屋のすぐ横に駐車場兼用の庭がある。大家さんの趣味で梅や椿など様々な木々に囲まれており、季節の草木を楽しめるのは嬉しいのだが、春から秋まで季節の虫たちまで楽しめてしまう。ドアを開けたらいつの間にかコオロギがいたり、洗濯物と一緒にカマキリもついてきたりする。それくらいなら速やかにご退室願ってすむのだけど、困るのは毒を持ち攻撃してくる大型の蜂やらムカデやら。
 今までは上手く誘導して闘わずして平和を取り戻していたんだけど、今回ばかりはその余裕がなかった。昨日の夕方から腫れはじめ、痛みと痒みに悩まされる。虫さされの薬や姉にもらった抗生物質など塗りこんでみたけど、今朝になっても腫れは一向に収まらず。朝一で病院に行って来たらこんな大げさなことになってしまいました。仕事にも影響するし、食事も満足にできない。このブログも苦労しました。