小売マージン その1
2010年07月05日
カテゴリー: 日記
小売店は日常生活に最も近いところで私たちが「流通」と接触する場所です。
小売店は、製造業者から、あるいは卸業者を通じて様々な品物を仕入れ、それらを陳列し、商品知識を提供しながら顧客に販売する。
その付加価値は販売額の2%程度の利益分を除けば、大半がこれらの作業やサービスの生産に費やされます。
上流に位置する卸と合わせた流通業は、国民所得計算でおよそGNPの15%を占めています。
1988年を例にとると、その付加価値総額は約50兆円、これは産業10分類では製造業(116兆円)についで第2位であり、サービス業(47兆円)や建設業(24兆円)より大きい。
大雑把な見方をすれば、流通業がGNPの約15%を占めるということは、およそ最終購入額の15%が流通段階で発生する費用と利益です。
商業マージン率、特に小売マージン率は戦後一貫して上昇を続け、消費支出に占める商業マージン率は1985年には約35%に達しています。
そのうち27%弱は小売りマージン、9%弱は卸マージンです。
商業マージンの上昇のうち、特に小売マージン率は1965年の15%強から85年の27%弱まで、約80%も上昇している。
他方、卸のマージン率はこの20年間ほとんど変化がなく、むしろ緩やかな低下傾向にあります。
小売マージン率に占める利益分は目立ったトレンドはなく、むしろ近年は低利にあえいでいるという声が聞かれるくらいです。
したがって、小売業のマージンの高騰は大まかにいえぼ小売サービスの生産費用が高騰してきたためと考えられます。
★★大木一雄(流通ウォッチャー)★★
小売店は、製造業者から、あるいは卸業者を通じて様々な品物を仕入れ、それらを陳列し、商品知識を提供しながら顧客に販売する。
その付加価値は販売額の2%程度の利益分を除けば、大半がこれらの作業やサービスの生産に費やされます。
上流に位置する卸と合わせた流通業は、国民所得計算でおよそGNPの15%を占めています。
1988年を例にとると、その付加価値総額は約50兆円、これは産業10分類では製造業(116兆円)についで第2位であり、サービス業(47兆円)や建設業(24兆円)より大きい。
大雑把な見方をすれば、流通業がGNPの約15%を占めるということは、およそ最終購入額の15%が流通段階で発生する費用と利益です。
商業マージン率、特に小売マージン率は戦後一貫して上昇を続け、消費支出に占める商業マージン率は1985年には約35%に達しています。
そのうち27%弱は小売りマージン、9%弱は卸マージンです。
商業マージンの上昇のうち、特に小売マージン率は1965年の15%強から85年の27%弱まで、約80%も上昇している。
他方、卸のマージン率はこの20年間ほとんど変化がなく、むしろ緩やかな低下傾向にあります。
小売マージン率に占める利益分は目立ったトレンドはなく、むしろ近年は低利にあえいでいるという声が聞かれるくらいです。
したがって、小売業のマージンの高騰は大まかにいえぼ小売サービスの生産費用が高騰してきたためと考えられます。
★★大木一雄(流通ウォッチャー)★★




