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故事成語で学ぶ中国文学②竹馬の友

2016-10-14 19:59:00 | 講座
故事成語で学ぶ中国文学

第2回 竹馬の友

竹馬(ちくば)の友とは幼いころ一緒に竹馬(ちくば)に乗って遊んだ友人のことで、

一般には仲の良い幼なじみのことをいいますよね?

ですが竹馬の友の語源となった話は仲の良い幼なじみの話ではなく、

どちらかといえばライバル関係の幼なじみの話だったようです。

竹馬の友の語源となる話は世説新語という志人小説の中に出てきます。

(志人小説とは著名人の逸話や人物の批評を集めてまとめたものです。)

あらすじ
皇帝である簡文帝(かんぶんてい)は桓温(かんおん)の勢力が強まることを恐れ、殷浩(いんこう)を起用することでこれを押さえようとしたが失敗。
桓温(かんおん)はその失敗の責任を問い、殷浩(いんこう)を免官(官職をやめさせること)させた。

殷浩(いんこう)が免官されて庶人(一般の人)とされた時、桓温(かんおん)は人々に語った。「幼いころ殷浩(いんこう)と一緒に竹馬に乗って遊んだが、私が乗り棄てると、いつもそれを拾い上げて乗っていた。私に頭が上がらないのは当然だよ。」

桓温(かんおん)と殷浩(いんこう)の2人は幼いころからのライバルであった様子がうかがえます。

ちなみに竹馬(ちくば)とは、竹馬(たけうま)のことではなく馬に見立てた竹の棒のことです。
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