クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。
必然的なヒストリー



今回は坂本龍馬暗殺、庭田の死、大政奉還と盛り沢山の内容でした。
前回、慶喜が15代将軍に就任したと思ったら、もう大政奉還ですか。何回も言ってますが、この展開の早さは何なのでしょうか?

で、本題。
大奥では何かのイベントが始まってました。本寿院が雑用をさせられて文句をたれてましたが、実に相応しい仕事だと思いました。この人は自分が大奥に置いてもらえるだけでもアリガタイと思わなければいけないほど役に立たない人材なのだから。

続いて、西郷・大久保・岩倉による倒幕会議のシーン。
今回はこのシーンだけで満足です
これぞ、幕末ドラマ。腐敗した幕府を叩き潰す為に模索する人達。新しい夜明けが近づいていることをヒシヒシと感じさせるシーンです。
で、ここで来るのが後出しジャンケンの土佐一族が打ち出した『大政奉還』策。
ドラマでは小松帯刀が武力討伐を目指す薩摩藩の中で一人『大政奉還』策を支持。小松さん、ここまで派手にやっておいてよく(西郷と大久保に)暗殺されなかったな、と感嘆するばかりです。意外に世渡りが上手な彼に驚きです。
そして幕府は二条城にて大政を奉還することを表明。これにより、徳川幕府は消滅。名を捨て身を取った徳川慶喜。幕府はすんでのところで真の将軍を得た、ということでしょうが、ここからが薩長の正念場。まさに文字通り「殿様政治」を行っている旧時代を代表する生きた屍・徳川一派には滅んでいただかなければなりますまい。

そんな中、庭田嗣子が没。
「しっかりしてくれ、庭田!」と静寛院が叫んでいましたが、まさにその通りだと思いました。そうですね、あのセリフを聞いて、真っ先に出てくるのはこのセリフでしょう。哀しみの前に焦燥感が出てくる辺りがリアリティでした。
こうしてお迎えの幻影を見た後、庭田はあの世へ旅立ちました。
何というか、ここ2~3回で中途半端なキャラ(どうせだったら本寿院ぐらいブッ飛んだキャラにして欲しかった)になってしまったのが残念でしたが、宮さんへの忠誠心だけはよく伝わった人物でした。

一方、京では。
坂本龍馬が凶弾に倒れました。
「ワシは役人は性に合わん。・・・世界の海援隊でもやりますかのぅ」
暗殺される前に小松に語ったセリフ。
ここは一つ
小松「ほう、坂本さんは参議に就かれますか」
坂本「そうじゃのう、後藤だけには任せられんからの。ワシが新政府の舵取りをしてやれねばならぬ。慶喜も薩長もワシの手の上で踊るがじゃき」
といったやり取りが欲しかったところです。今まで大胆な解釈でドラマを展開させてきた「篤姫」なのですから、ここは“創られた”龍馬のキャラを壊して欲しかった。ええじゃないか、どうせ再来年にイヤというほど虚構に塗れた坂本龍馬を見ることが出来るのだから!
龍馬が作成した新政府の人事に彼の名前があったこと、ある資料で確認出来ます。なので、ここはその説を採って欲しかったですね。
個人的な意見として坂本龍馬が残念であったことは薩長と幕府の共和制実現を望んだ事。幕府から疑念の目を向けられ「やらねば、やられる」という状況に陥った薩摩、そして現時点で未だに朝敵となっている長州。この両藩が救われるには徳川一派の実質的な瓦解しかない(慶喜は『錦の御旗』が出てくるまで薩長に妥協するつもりは無かったように見受けられます。あくまで大政奉還は形だけ)、ということが龍馬には気付けなかった、とは到底思えません。確信犯的にやったと思えるのですよね。ある意味、本当に政治家向きであった坂本龍馬。龍馬は確かに明治政府にとっては無くてはならない人物でした。暗殺を企てた黒幕どんには、もう少し自重して欲しかったところです。
まあ生き残って龍馬が新政府の重要職に就てしまったら、ここまで後世の評判は上がらなかったでしょうから、ここで死んでおいて正解だったかもしれません。

で、大奥。
ようやく大政奉還の真意を理解した篤姫。
さあ、彼女の役に立ったのか立たなかったのかよく分からない根回し工作が始まります!
ここ数回、ドラマのケチ付けレビューしか書いていませんが、まあ一人ぐらいそういうのが居ても良いと思います。

次回、篤姫と和宮の聖戦が始まります。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 27 )



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コメント
 
 
 
Unknown (くう)
2008-11-02 22:22:43
あれだけ派手にやって、どうして帯刀さんは暗殺
されなかったのかな~、と私も思ってしまいましたわ~。
薩摩に帰っていたから(?_?)
庭田の死も龍馬の死も、それほど胸に響かない
忙しい展開でした~。
主役の活躍は最後の5分ほどでした(^^;)
最終回に向かってますね。
 
 
 
歴史のテープ早回り (ポケット保持)
2008-11-02 22:40:05
歴史の歯車がすごく早く回転する話、毎度のことですが、明治天皇はいつの間に即位したんや?
大政奉還がさっさかと済んだとなれば王政復古の大号令は来週パパッと出すということに。
近江屋事件のシーン、「1867(慶応二)年12月10日」という日付や、また建物に「近江屋」の表札がなかったのは、この事件があまりにも有名だからでしょうね。
中岡の慎ちゃん、やはりこんな扱いだった・・・
最近読んだ本には、岩倉具視って一癖も二癖もある人物だったとか、としたら鶴太郎をキャスティングしたのは正解ということに。

あと、例のWikiの「篤姫」のページ、10時の時点でみたけどもう更新されてました。
どうやら榎本武揚も出てくるみたいですね。
 
 
 
龍馬の活躍が (琉河岬)
2008-11-03 20:45:13
くうさん、こんばんは!

篤姫との絡みが無い坂本龍馬をどのように描くのかと内心楽しみにしていたのですが、「とりあえず出してみました」と言わんばかりの描き方だったので、最後までイマイチ感情移入できないキャラになってしまいました。
玉木さんの使い捨てぶりに驚きました(笑)

>どうして帯刀さんは暗殺されなかったのかな~、と私も思ってしまいましたわ~。
そもそも小松に龍馬並の活躍をさせるという前提に無理があるような気がしました・・・。
小松さんはあくまで、「龍馬の言い分は分かるし味方でいたいけれども、藩是には逆らえなくて苦悩する」キャラで良かった様な気がします。あくまで龍馬の消極的な味方であるという感じで。
 
 
 
残りは奈良岡さんが (琉河岬)
2008-11-03 21:01:10
ポケット保持さん、こんばんは!

>王政復古の大号令は来週パパッと出すということに
奈良岡さんのナレーションか、岩倉が一言ポツリと告げて終わるような感じがします。
何せ、長州と幕府の戦争の発端となった「8月18日の政変」がナレーションで済まされたぐらいですから。

>近江屋事件のシーン、「1867(慶応二)年12月10日」という日付や、また建物に「近江屋」の表札がなかったのは、この事件があまりにも有名だからでしょうね
そんな感じですよね~。それにしても龍馬を出した理由がよく分からないまま終わってしまった感じです。

>どうやら榎本武揚も出てくるみたいですね
こちらもまたチラリと出てくる感じになりそうですね。五稜郭まで描くのなら大満足ですが・・・。
 
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