暢城会

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室生犀星

2009-06-22 16:31:30 | Weblog
 今日の詩吟のけいこは、室生犀星の「犀川」を勉強した。

 室生犀星は、金沢市の犀川のほとり、の貧乏な寺の子として育った。犀星がこよなく愛した犀川の岸に室生犀星文学碑が建ってる。

 室生犀星の「犀川」と題する詩は、本により二通りの詩文がある。

 うつくしき川は流れたり
 そのほとりに我はうまれぬ
 春は春、なつはなつの橋
 花つける堤に 座りて
 読み本のなさけを展く

 晩年、犀星自らが編集した「室生犀星全詩集」(昭和37年刊行)によるもの。

 うつくしき川は流れたり
 そのほとりに我は住みぬ
 春は春、なつはなつの
 花つける堤に座りて
 こまやけき本のなさけと愛とを知りぬ
 いまもその川の流れ
 美しき微風ととも
 蒼き波たたへたり

 この詩文は、大正7年刊行の詩集「抒情小曲集」に収められた詩文です。

 2つをあわせ読むと、犀川によせる犀星の思いが、いっそう深く理解できるでしょう。
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抒情小曲集
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