四万十川ウルトラマラソンを完走して帰ってから、はや5日間が過ぎました。
ここにきてやっと芯の疲れも抜けて、気力の回復の萌しも見られだしました。
留守中に溜まっていた用事等片付けたりばたばたしていたので、汗走記のUP
が気になりながらの遅れてしまったが、やっとアップすることが出来ました。
スタートの朝
深夜2時半起床も昨晩は8時過ぎに就寝したので、すっきり起きれた。
天気が心配なので直ぐ外の様子を伺ったら、雨はあがっていたのどほっとする。
気温も思ったほど寒くなく、雨の心配もそれほどではなさそうなのでパンツは
ロングスパッツを止め、Tシャツと7分スパッツで走ることにする。
朝食は3時に頂いたのだが、おもいの他しっかり食べたることができた。
4時前に巡回バスにてのりさん達と、スタート地点の蕨岡中学に向かう。
会場前の薄暗い道路には、篝火と陣太鼓がランナーを出迎えてくれた。
霧雨みたいな雨が時折降り出していたが、体育館に入らずグランドの着替える。
Tシャツの上から身体を冷やさないように簡易ビニールカッパを着用するが、
早くも神経性の下痢に襲われ、旅館で二度ほどトイレを済ましたにも関わらず
便意をもようし二度ばかり、トイレ前の長い行列に並ぶ。困ったもんだ。
レストとゴール地点への荷物をそれぞれ預け、20分前にスタート地点に移動。
スタート~10km地点 1時間9分05秒 S:1:09:05
100km部エントリーは1635人(男子1413人 女子222人)で
狭い川沿いのスタート地点にぎっしり並んでいた。相変わらず霧雨が降り続く。
5時半、カウントダウンないままスタートが切られる。やはりこれだけの大会
なので、スタート時にはお祭りを盛り上げるために10、9・・3,2.1と
ランナーが一体になれて、気合がのるカウントダウンが欲しいもんだ。
ぞろぞろと列が動きだし、やっとスタートが切られたのが分かる。
早めに列に並んだのだが、スタートラインを通過するのに1分半かかっていた。
まだ夜明け前であたりは真っ暗ですが、自動車のライトや発動機のライトで道を
照らしてくれていたのでそれほど走るのに支障がなかった。
とにかく1500人ほどのランナーの一斉スタートのうえ、狭い山間の道なので
混雑して3kmほどまでは、かなりぞろぞろ走りになる。
3kmほどまではのりさんたちと話しながら一緒に走っていたが、少し混雑が
バラけだしたのでのりさんはスピードアップして走り去った。
私もやっと身体も温まりだしたので、徐々にスピードをあげる。
5km35:14、10kmまでの5kmスピリットは33:51.
10km~20km地点 2時間15分52秒 S:1:06:47
早朝にも関わらず沿道にはたくさんの人が温かい応援をしてくれる。
「いってらっしゃ~い」の掛け声を耳にすると、遥か遠い100kmのゴールを
目指して走って行くのだとの思いが胸にくる。ゴールの中村付近にくると声援は
「お帰りなさ~い」に変る。この声援を聞きたいために頑張れるのです。
だんだん集落を離れて山道に入って行く。この頃になるとまた腹の調子が悪く
なりだしトイレを探すが、少し列が出来ていたりするので我慢して走る。
13km地点の竹屋敷集落を少し過ぎた場所に集会所がありそこのトイレを
借りる。 すっきりしたところで、峠までの長い登りに突入。
今回はしっかり坂道練習もこなしていたので、楽に登って行けた。
20km付近まで登ってくると、雨もやみ上空も開け明るくなりだした。
20km~30km地点 3時間16分52秒 S:1:01:00
やっと21kmの峠のエイドに到着。バナナ、あんぱんをたべて一息つく。
これからは長い下りになるので、前回みたいに飛ばさずセーブして走る。
結果的にはこのセーブが、後半70kmからの脚力温存に役立ったようです。
セーブしたといってもそれでもやはり下りだけに、km6分で走っていた。
30km~40km地点 4時間16分26秒 S:0:59:34
32kmでやっと四万十川に出会える場所まで走ってくる。
ここより延々70kmあまりを四万十川にそってゴールまで下っていく。
36km地点の昭和大橋を渡り対岸の広い国道にでる。快調な走りが続く。
小野大橋で再び右岸に渡り、交通量の少ない道路に戻るとまもなく40km。
40km~50km地点 5時間24分17秒 S:1:07:50
フル地点通過が4時間30分ほどなので前回より15分ほど遅れている。
少し走りにも疲れが見え出したのか、1kmがやけに長く感じだした。
この頃こいのぼり公園をスタートした60km部のランナーが、どんどん走って
くる。その中に奈良の仲間のIさんに声をかけられる。(Iさんは60kmの
年代別60歳の部で1位になられていた。)
だんだんと流域が広くなりだした四万十川の景色を見ながら走る。
前回蜂にさされた地点も無事に通過する。途中1ヶ所に山際のスズメバチ注意の
看板があり、係員が竹箒を持ってたっていた場所があった。
50km地点で、まだ半分も残っていると感じるか、もう半分も通過した
と感じるか楽しみにしていたが、やれやれ半分通過かと感動なし。
でない分、その結果62kmのレストまでの苦しい走りになる。
明日50km~ゴールまでの後半をアップします。
当日、コースを車中から撮ったビデオの早送りの映像を見ていましたので、記事と、頭の中に残っているコースとを、思い描きながら拝見しました。
また今、ゴールでの迎える人の「お帰りなさい」の声と拍手の映像もみました。
後半を楽しみにしています。
頑張った後半、たっぷり書き込みました。
ライブ中継を見ていただいたのですね。
11月4日に高知テレビで放映があるので、頼んで撮ってもらうようにします。
いつも応援ありがとうございます。