冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

奥山に紅葉ふみわけ・・低山歩き ⑤

2006年12月04日 21時34分03秒 | 山歩き
奥山に紅葉ふみわけ・・低山歩き ⑤ 芳山 11月29日 
 コースタイム 奥山に紅葉ふみわけ・・低山歩き ⑤
 峠の茶屋(12:30)→芳山(12:45)→奥山DW(13:50)



 峠の茶屋のご主人に地図のお礼をいって本日二山目芳山に出立。

 茶屋から300mほど歩くと上誓多林集落の入口に立派なトイレが出来ていた。
 そのトイレの左から山に入る小道がある。すぐの所にお宮さんがあり、そこを
 登らず横道を歩いて行くと茶畑に出る。少し山道を行くと鹿除けのフェンスに
 出会う。茶屋のご主人が言っていた門扉です。もし鍵がかかていたら鍵フック
 を外して入り、またフックを止めて行ってくださいと言われた。



 そこからは暗い植林の道をだらだら登ると、行き止まりのT字路に出会う。
 ←左 芳山 右石仏→ の看板。まずはお目当ての二面石仏へ行く。
 以前タケチャンマンさんに教えてもらっていたのだが、やっとご対面です。

    

 ぽっかりひらけた台地状の場所に高さは1.8m幅1.5mほどの花崗岩の
 三面石に二面の如来立像が彫られた石仏がひっそりたたずんでいる。

  

 静かで不思議な木立の空間に、置かれた石組みに腰を下ろして暫し対面する。
 二体ともぽっちゃりとした体型で、静かな笑みを浮かばせている。
 


 芳山石仏から引き返し、今度は芳山に向かう。
 ものの200mほど歩くと、道沿い藪沿いに小さな芳山のプレートを発見。
 雑草を掻き分けると狭い所に岩があり、山の会の517.9mの標識がある。
 ここが山頂と?疑りたくなるほど。展望がまったく利かない場所でした。
 岩の横にちいさな三角点があった。猫の額ほどの山頂、そうそうに退却。

 峠の茶屋の主人は芳山からは、下っても鶯の谷には出れるが、元来た道を引き
 返す方が分かりやすく安全と教えられていた。
 当初峠の茶屋から、滝坂の道を下る予定だったが、芳山から下る道を目にすると
 引き返すよりこのまま下って鶯の滝の方が近道と直感する。

 地図を持っていなかったが、植林用のための山道が下の方まで続いているので、
 兎に角どんどん下る。ほとんどハイカーには歩かれていない道で少し不安を
 感じつつも下っていく。道はびっしり杉苔におおわれていた。


 20分ほど下るとやっと広い林道に出会う。やれやれです。
 でも出た所は何処なのかさっぱり不明なので、右に下るのか、左に上るのか
 迷うが、電柱には「ウグイスノタキ○○番」の表示が、右に取り下っていく。
 1kmほど進んでも滝に近づかず不安になり出した所に小屋が現れる。
 原生林公園事務所の看板が、声をかけるが無人でした。
 小屋の廃材置場の横に倒れた標識があり、←若草山  中ノ川→ 反対方向を
 歩いていたのに気づき引き返す。3kmほど進むとやっと奥山ドライブウェイ
 に出会う。今歩いてきた道はどうも公園の管理道で歩行禁止の下げ札が吊る
 されていた。とんだ遠回りをしていたようです。

 明日は滝坂の道を下り、途中より原生林遊歩道をアップします。

本日の練習

 朝より冷え込んでいたが、きりっとした空気だったので気が入った走りが
 出来た。サイクルロード 6往復 9km
 
本日の練習 9km 12月累計 21.0km 
         6~12月累計 1144.0km

 
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2 コメント

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石仏 (anikobe)
2006-12-05 08:50:32
おはようございます

いい顔をした仏様ですね。
あんな山奥にどうしてと思うような石仏の出会いがありますね。
道なき道を歩かれるのに、拝見しながら、ドキドキしてしまいます。
鶯谷へは学生の頃行ったきりで、もう記憶から遠のいてしまいました。
続きが楽しみです。
返信する
いい時間 (竜馬16)
2006-12-05 16:22:46
なかなか不思議な空間でした。
原生林の中の山中なので、あまり訪れる人もないので、
落ち着いた雰囲気のなかで、対面できいい時間が過ごせました。

帰ってから地図を見ると、鶯の滝はひとつ向こうの谷筋でした。
返信する

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