Blog版一言日記

私、雑音領(ざつね・りょう)の一言日記です。

ようやく、

2013年02月15日 19時02分55秒 | 日記(アニメ感想含み)
"やってもうた"で作ってしまった録画の穴をレンタル視聴で埋める作業が終わった……、が、
DVDの残り容量が無くなってしまった!
うーん……
(そりゃ、レンタルで見ていたら見終わった分を消去する=DVDの残り容量が増える、と言うわけじゃないからなぁ……)

・"峰不二子という女"#13「峰不二子という女(後編)」
うーん、丁寧に見ていればそれとなく真相が分かるように作られてはいるんだろうけど、取って付けた感が半端無いなぁ……。
ルパン三世の固定観念(TVシリーズ)に取り憑かれたこっちが悪いのかしらん?
(こう考えると、かなり皮肉な顛末、としか言いようが無くなるなぁ)
で、皮肉と言えば、#9「湯けむり慕情」で作られた少女に対する扱い(不二子は抹殺しようとし、ルパンはそれから守った)の裏返し(ルパンは安楽死を主張し、不二子は「殺しから足を洗った」事を盾に殺さない=なぶり者にする)の顛末になっているのもまた何というか。
(ただし、不二子にはそうする資格があると思う)

・"平清盛"#25「見果てぬ夢」
信西、能吏故に出来た落とし穴と熱くなりすぎた情熱の落とし穴に嵌る。
(四方八方に敵を作ってしまったことと信頼=楊国忠と見立てていたつもりが信西自身=楊国忠、信頼=安録山となっているのに気づかずじまいだったこと(*1)と、自分の排除を狙ったクーデター前夜の様相を呈しているのを見落とし親信西派最大の戦闘集団である平氏を、金銭面での目算が立った遣唐(宋)使復活の大願成就のための祈願に熊野へ動かしてしまったこと。)
その清盛も政治的嗅覚(と言うか、もう一つの大型戦闘集団である義朝流源氏、事に義朝との断絶を見落としたこと)が働かず、また信西の情熱(清盛自身の情熱でもある)を知っていたが故に痛恨事を招いてしまう。
一方、義朝も清盛との間の屈折(すれ違い)が源平正面衝突と言う(武士として)最悪の事態を招くことに。
それにしても、大味な作りが難点だけど、今回は説明台詞がいささか鼻についたような気がする。
(説明台詞の横行は福岡市に任せておいて、太宰府市はもっとそれ以外に構えりゃいいのに(*2))

*1 後白河上皇による信頼の近衛大将への任命を止めようとして、信西が長恨歌を引き合いに出して諫言した件がある。
*2 福岡市はレベルファイブの本社所在地。で清盛は太宰大弐(現在の太宰府市に太宰府はあった)。

・"平清盛"#26「平治の乱」
信西退場。
結局、信西と清盛の間の理屈抜きの夢を誰も(重盛でさえ)理解できなかった事が惨劇と誤算を招いてしまったか。
で、誤算と言えば、義平の「清盛が熊野からあわてて戻ってくるところを待ち伏せして速攻で討ち滅ぼす」策を却下して京洛決戦論を採用した義朝だが、クーデター側(父家斉の頃から平氏に近づいていた成親を加えたのはさすがに人を見る目がない)の寄り合い所帯と信頼の人望の無さ、加えて保元の乱では義朝と歩調を共にした頼政でさえ今回のクーデターを浅慮と斬って捨てるなど、完全に時間が敵に回る状況(だから、義平の速戦速攻策で行く必要があったのだが)。
超えてはならない一線を越えた義朝との決戦前で幕。

・"平清盛"#27「宿命の対決」
義朝と清盛の最後の戦い。
信頼の人望の無さと寄り合い所帯ぶりから、「クーデター側の自壊待ち」の一手を打ち見事に決まる。
信西の退場の次は義朝の敗退で幕。
(事実上全てが終わってからの清盛の慟哭が印象的)。
誰もいない地平で清盛はどう立つのか?
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