イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

古民家前を紫色に染めていた ヤナギハナガサ

2015-02-12 20:24:35 | 趣味・特技
クマツヅラ科(Verbenaceae); クマツヅラ属(Verbena); ヤナギハナガサ(V. bonariensis)
学名: Verbena bonariensis
和名: ヤナギハナガサ(柳花笠)、サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)
英名: purpletop vervain、tall vervain

 南アメリカ原産で第二次世界大戦後日本に帰化した。最初は園芸植物として導入されたが、現在では日本全国で野草として見られるという。
 高さは1.5m程にもなる。葉は鋸歯のある細長い葉で対生する。無柄で基部は茎を抱く。茎の頂に集散花序をつける。花は先端の5裂した紫色で長さ1cmほどの筒状の花を密につける。
 たしかに野草の割にはきれいな花が咲く。特に花巻市指定有形文化財に指定されている花巻市矢沢の熊谷家前には見事なヤナギハナガサの群落があった。これはどう見ても栽培されたものだろうと思われるが、いちめん紫色で実に美しい風景を演出していた。


近所の荒れ地で見つけたヤナギハナガサ。(花巻市天下田、2013年7月17日)



花穂をアップ。(同上)



花巻市指定有形文化財の熊谷家の前に生えていたヤナギハナガサ。茅葺き屋根の熊谷家を背景に実に美しい風景を演出していた。(花巻市矢沢、2013年8月17日)



花穂をアップ。(同上)



同上



近くにある新花巻駅を背景にヤナギハナガサを撮影した。(同上)

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