ヒノキ科(Cupressaceae); スギ亜科(Taxodioideae); スギ属(Cryptomeria); スギ(C. japonica)
学名: Cryptomeria japonica
和名: スギ(杉)
植林面積が最も多く、針葉樹の中では最もありふれた木がスギだが、日本の固有種だとは知らなかった。そのためか学名も「Cryptomeria japonica」と日本という名が入っている。つまり、日本人がごく当たり前だと思っている風景が外国には無いのだ。日本の風景にはスギは欠かせ無いものの1つだ。スギは昔から日本人の生活に深く関わっている。寺や神社の参道には必ずスギ並木がある。杉板は日本家屋の主な材料だ。味噌樽、酒樽を始め樽類は杉板で作られた。日本文化はスギ無くしては語られない程日本人とスギは深い関わりがあるのだと思う。
しかし、近年スギはもっぱら花粉症の原因植物としてばかり取り扱われている。日本の固有種で昔から深い関わりのあった植物が花粉症の原因植物とは考えてみればすごく不思議な気がする。これはたぶんスギが悪いのではなく、人間の方に原因があるのでは無いかと思う。スギさんごめんなさい!
当然の事だが、外国にはスギ花粉症は無いらしい。木が無いのだからかかりようがないわけだ。その代わりに、ブタクサやカモガヤ(オーチャードグラス)などの牧草の花粉などが主な原因となる。
というわけで、スギを探すのに面倒は無い。いつもの花巻広域公園や小岩井農場などでスギの雄花や雌花の写真を撮ってきた。
小岩井農場の自然観察会で花粉をまき散らしているスギを見つけた。ちょっと雄花にふれると黄色い花粉がk無理のように漂った。写真には球形の雌花も写っている。(岩手郡雫石町小岩井農場、2015年3月29日)
同上
同上。こちらは全て雄花。(同上)
花巻広域公園にもたくさんスギは生えている。(花巻市金矢、2015年3月31日)
同上
テニスコートの表面は花粉で黄色くなっていた。朕は野性的に育ったせいか全くスギ花粉症とは無縁だ。(同上)
同上
9月のスギ。まだ青い未熟な雄花と雌花が付いている。(花巻市浅沢、2015年9月20日)
同上
学名: Cryptomeria japonica
和名: スギ(杉)
植林面積が最も多く、針葉樹の中では最もありふれた木がスギだが、日本の固有種だとは知らなかった。そのためか学名も「Cryptomeria japonica」と日本という名が入っている。つまり、日本人がごく当たり前だと思っている風景が外国には無いのだ。日本の風景にはスギは欠かせ無いものの1つだ。スギは昔から日本人の生活に深く関わっている。寺や神社の参道には必ずスギ並木がある。杉板は日本家屋の主な材料だ。味噌樽、酒樽を始め樽類は杉板で作られた。日本文化はスギ無くしては語られない程日本人とスギは深い関わりがあるのだと思う。
しかし、近年スギはもっぱら花粉症の原因植物としてばかり取り扱われている。日本の固有種で昔から深い関わりのあった植物が花粉症の原因植物とは考えてみればすごく不思議な気がする。これはたぶんスギが悪いのではなく、人間の方に原因があるのでは無いかと思う。スギさんごめんなさい!
当然の事だが、外国にはスギ花粉症は無いらしい。木が無いのだからかかりようがないわけだ。その代わりに、ブタクサやカモガヤ(オーチャードグラス)などの牧草の花粉などが主な原因となる。
というわけで、スギを探すのに面倒は無い。いつもの花巻広域公園や小岩井農場などでスギの雄花や雌花の写真を撮ってきた。
小岩井農場の自然観察会で花粉をまき散らしているスギを見つけた。ちょっと雄花にふれると黄色い花粉がk無理のように漂った。写真には球形の雌花も写っている。(岩手郡雫石町小岩井農場、2015年3月29日)
同上
同上。こちらは全て雄花。(同上)
花巻広域公園にもたくさんスギは生えている。(花巻市金矢、2015年3月31日)
同上
テニスコートの表面は花粉で黄色くなっていた。朕は野性的に育ったせいか全くスギ花粉症とは無縁だ。(同上)
同上
9月のスギ。まだ青い未熟な雄花と雌花が付いている。(花巻市浅沢、2015年9月20日)
同上