おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室No.1713 幻の果物ポポー

2014年10月09日 | 日記

野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ 

               幻の果物ポポー

先日の料理教室に仲間がポポーを持参して頂きました。不思議な果物を皆でたべました。 

 

果実「ポポー」の原産は北アメリカ東部の中~北部地帯で、バンレイシ科の中で唯一の温帯果実である。耐寒性が強く、日本ではほとんどの地方の栽培が可能な果樹である。日本では、明治27~28年頃小石川植物園に植えられたのが最初で、続いて明治38年頃京都農事試験場に入ったと言われている。その後少しづつ各地に広まり、特に戦後、大手種苗会社の通信販売等で扱われ、急速に各地に普及したようで、十王町でも戦後、開拓者の庭先に植えられていた。普及の理由は、病虫害に強く、無農薬で楽に栽培でき、果実が楽しめ、秋の紅葉が美しく、庭木向きであるからである。
 特徴として果実に熱帯果実のような強い芳香があり、当時はこの西洋風の香りがいやな人も多く、わが国では果樹園としての栽培がなかったために、次第に「ポポー」の姿は数える程になっていった。
ポポーの特徴
 
 落葉性の高木で3m~10m位になる。実生1~2年生のうちは成長が緩慢であるが、その後旺盛となりよく伸び、5~6年で結果しはじめ、12~13年で盛果樹齢とばる。根はゴボウ根で移植を嫌う。果実は熟すと橙黄色のものが多く、クリーム状で柔らかく、甘味が強く熱帯果実のような独特の強い芳香があり、食べると非常に美味しく、現代的な若者受けする味で栄養価も高く、ダイエット食品としての利用価値が高い。食品のPH値は殆どが酸性で、果実においても全般にPH値は低いが、ポポーについてはPH値6~7と高い。果実の重さは、1個あたり100~500gである。
ポポーワイン
 豊かな甘味を持つポポーの果実を発酵させてつくりました。ポポー特有のふくよかな芳香がワインの美しさを一層際立たせています。甘く爽やかな飲み心地がデザートワインとして、パーティーやプレゼントにも最適です。
 

昨年の昨日のブログ

           *初収穫のねぎのすき焼き

先日初収穫のねぎの話をしましたが、これと素麺かぼちゃの採り置きがあるので豪華なすき焼きを試みました。

  

ネギ3~4cmの斜め切り・玉ねぎ・椎茸・肉100g・素麺かぼちゃの茹でた物を写真のように、器に一人分を乗せる。

一人用の鍋に火をつけてラード半切れを乗せ、次に砂糖・肉・醤油を加え、肉が半分ぐらい煮えたら、野菜を入れ、蓋をして煮えれば出来上がり。

*固形燃料は火を付けて12~15分持つものを使う。

 *肉の代わり魚・ウナギ等、野菜は季節の牛蒡・エノキ・エリンギ・素麺かぼちゃ等何でも良い。

コメント
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